「ビー・ハッピー」(Be Happy)はメアリー・J. ブライジのシングル。2ndアルバム『マイ・ライフ』(No More Drama)からの先行シングルとして1994年10月に発売された[1][2]。
楽曲制作は、作詞をメアリー・J. ブライジ、アーリーン・デルバイエ(英語版)、作曲をショーン・パフィ・コムズ、トラックマスターズ(英語版)のメンバーのジーン・クラウデ・オリバーが行ない、プロデュースもショーン・パフィ・コムズと、Poke(英語版)ことジーン・クラウデ・オリバーが担当している[3][2][注釈 1]。なお、バック・ボーカルはメアリーの姉のラトーニャ・ブライジ・ダコスタが担当している[3][2]。
楽曲の構成は、イントロや伴奏などのベースラインに、カーティス・メイフィールドの1979年のアルバム『ハートビート』(Heartbeat)の収録曲「ユー・アー・ソー・グッド・トゥ・ミー」(You're So Good To Me)がサンプリングされており[3]、他にもマーヴィン・ゲイの1976年の曲「アイ・ウォント・ユー」(I Want You)のコーラス・ボーカルの一部を歌うサンプリングが後半に挿入されている[2]。
ファンクと甘美さが融合したカーティス・メイフィールドのサウンドとオリジナルのメロディーとが調和したヒット・ポテンシャルの高いナンバーに仕上がった「ビー・ハッピー」は、全米シングルチャート29位、R&Bチャートで6位を記録するヒットとなり[3][5][2]、メアリー・J. ブライジの代表曲の一つとなっている[1]。
コンセプト的には、「幸せ (Happy) を求めている人みんなのためにこの曲を作ったの。みんな、なかなか幸せになれない。(中略)幸せになるためには何事もやり続けなければならないと思う。それは全て自分の意志次第」とメアリーは語っている[3]。歌詞の中には「Oh, I cannot hide the way I feel inside(No, I don't know why)/I don't know why but every day I wanna cry(Every day I wanna cry)」(ああ、私は自分の心の内を隠すことができない。なぜだか分からないけれど毎日泣きたくなるのよ)という様々なことに悩むメアリーの素直な感情が吐露されてもいて[3][2]、「ビー・ハッピー」は自分への癒しの曲であり、自分を癒すために書いたともメアリーは語っている[2]。
チャート記録
リミックス・バージョン
受賞・ノミネート
カバー
他の楽曲へのサンプリング
脚注
注釈
出典
参考資料
外部リンク
ミュージックビデオ
You're So Good To Me - YouTube
ミュージックビデオ
I Want You - YouTube
ミュージックビデオ
Money (Dollar Bill, Y’all) - YouTube
ミュージックビデオ
Chief Rocka - YouTube
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アルバム |
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スタジオ・アルバム | |
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企画アルバム・ベストアルバム | |
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サウンドトラック・アルバム | |
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ライブ・アルバム | |
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カテゴリ |
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シングル |
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スタジオ・アルバム収録 (■印はシングルカットでない チャートイン曲 ◎印はサントラ提供曲) |
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アルバム未収録 | |
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企画・ベストアルバム収録 (◎印はサントラ提供曲) |
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サウンドトラック収録 |
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参加楽曲 |
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サントラ曲・トリビュート曲 ★印はシングルあり ☆印は自作アルバム収録あり (括弧内は映画・ドラマ名) |
1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 |
- 「キャント・ビー・ライフ」(Can't Be Life) (『ボディカメラ』)
- 「イッツ・オール・ラヴ with ジャスティン・ティンバーレイク、アンダーソン・パーク、ジョージ・クリントン」(It's All Love with Justin Timberlake, Anderson .Paak, George Clinton) (『トロールズ ミュージック★パワー』)
- 「ジャスト・シング with ジャスティン・ティンバーレイク、アンダーソン・パーク、キーナン・トンプソン、ケリー・クラークソン」(Just Sing with Justin Timberlake, Anderson .Paak, Kenan Thompson, Kelly Clarkson) (『トロールズ ミュージック★パワー』)
- 「アトミック・ドッグ ワールドツアー・リミックス withジョージ・クリントン、パーラメント/ファンカデリック(英語版)、アンダーソン・パーク」(Atomic Dog World Tour Remix with George Clinton, Parliament-Funkadelic, Anderson .Paak) (『トロールズ ミュージック★パワー』)
- 「イッツ・オール・ラヴ (ヒストリー・オブ・ファンク) withアンダーソン・パーク、ジョージ・クリントン」(It's All Love (History of Funk) with Anderson .Paak, George Clinton) (『トロールズ ミュージック★パワー』)
- 「ジャスト・シング (トロールズ・ワールドツアー) with ジャスティン・ティンバーレイク、アナ・ケンドリック、アンダーソン・パーク、ケリー・クラークソン、キーナン・トンプソン、ジェームズ・コーデン、レイチェル・ブルーム(英語版)、アンソニー・ラモス、Red Velvet、アイコナ・ポップ、サム・ロックウェル」(Just Sing (Trolls World Tour) with Justin Timberlake, Anna Kendrick, Anderson .Paak, Kelly Clarkson, Kenan Thompson, James Corden, Rachel Bloom, Anthony Ramos, Red Velvet, Icona Pop, Sam Rockwell) (『トロールズ ミュージック★パワー』)
- 「シー・ホワット・ユーヴ・ダン」(See What You've Done) (『Belly Of The Beast』)
- 「ウェン・アイ・キャント・ドゥ・ベター」(When I Can't Do Better) (『The Color Purple』)
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客演(フィーチャリング)曲 ★印はシングルあり ☆印は自作アルバム収録あり (括弧内は共演者と収録アルバム) |
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コンサート・ツアー | |
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自伝映画 | |
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関連楽曲 | |
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