エンジェル・フェイス
エンジェル・フェイス(英: Angel Face)は、ジン、カルヴァドス、アプリコット・ブランデーを使用したカクテル。 概要古くから知られるカクテルで、1930年刊行の『サヴォイ・カクテルブック』(ハリー・クラドック著)の記載が確認できている最古の文献である[4]。 発祥にはいくつかの説があり、はっきりとはしていない。
映画『カサブランカ』に由来するという説もあるが、映画の公開は1942年で上述のように1930年にはカクテルブックに掲載されているため、この説は誤りである[5]。 アルコール度数は高いが、口当たりは優しいため女性向けのカクテルとされる[2]。江國香織はエッセイ集『とるにたらないもの』でフィレンツェのバーでこのカクテルを試したときの感想を「一口啜っただけで殴られたかと思うくらい強い」と表現した[6]。 日本においてはアプリコット・ブランデーをアプリコットリキュールに換えたレシピのほうが知られている[4]。 レシピの例国際バーテンダー協会によるレシピを以下に挙げる[5]。 出典
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