エスプレッソ・マティーニ
エスプレッソ・マティーニ(英: Espresso martini)は酒入りコーヒー、カクテルの一種。エスプレッソ、コーヒーリキュール、ウォッカから作られる。 概要カクテルランキングでは必ず上位に選ばれる人気カクテルである[2]。一例としてイギリスの酒類専門誌『DRINKS INTERNATIONAL』が毎年発表する「世界のベストセラーカクテルランキング(The World’s Best-Selling Classic Cocktails)」ではエスプレッソ・マティーニは2018年は9位、2019年は7位となっている[3][4]。 「マティーニ」の名は付いているがマティーニに使われるジンもベルモットも使用されない。通常のマティーニがステアで作られるのに対し、エスプレッソ・マティーニはシェイクで作られる。マティーニグラス(カクテルグラス)で提供されることが数少ないマティーニらしさではあるが、クーペグラス(シャンパン用の広口のワイングラス)で提供されることもあり、この場合はマティーニの要素と呼べるものは何もなくなっている[2]。 1983年にロンドンにあるソーホ・ブラッセリー(Soho Brasserie)のバーテンダーディック・ブラッドセルが考案した[5]。ソーホ・ブラッセリーではバーカウンターの裏にエスプレッソマシーンがあり、常にコーヒーの香りが立ち込めていたため、マティーニにエスプレッソを加えることを思いついたという[5]。 日本においてもバーのバーテンダーからではなく、バールのバリスタ発信のコーヒーカクテルのムーブメントとして、エスプレッソ・マティーニは火付け役にもなっている[3]。 レシピの例エスプレッソを使うのは大前提となっているが、レシピが確立された状態になっているとは言えず、バーテンダー、バリスタからさまざまなアプローチ、アレンジがなされている[6]。 国際バーテンダー協会によるレシピを以下に挙げる[7]。 出典
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