野田駅 (JR西日本)
野田駅(のだえき)は、大阪府大阪市福島区吉野三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)大阪環状線の駅である。駅番号はJR-O13。駅シンボルフラワーは「野田藤」である。 当駅から接続する鉄道路線阪神電気鉄道にも野田駅があるが約500m離れている。阪神野田駅と近接しているのは千日前線では隣の野田阪神駅、JRではJR東西線の海老江駅である。 歴史
駅構造旅客線のみに島式ホーム1面2線を持つ高架駅[1]。分岐器や絶対信号機がないため、停留所に分類される。 西九条駅が管理しているJR西日本交通サービスによる業務委託駅で、アーバンネットワークエリアに入っており、ICOCAが利用可能である(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。また、JRの特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。 外回り線の外側に貨物線(通称梅田貨物線)がある。ただし、当駅を含む福島駅 - 西九条駅間は大阪環状線の線増扱いであり、東海道本線貨物支線となるのは福島駅以東である。かつてはこの貨物線から地上へ降りる路線が分岐していた。その路線は地上で2つの路線に分かれ、片方は大阪市中央卸売市場本場の中にあった大阪市場駅へ向かう貨物支線、もう片方は三菱ガス化学大阪工場や福山通運大阪流通センター、レンゴー淀川製紙工場などへ向かう専用線となっていた。専用線はもともと三菱製紙が敷設したもので、1953年(昭和28年)2月11日に完成し、4月1日に竣工式が実施されている。この専用線に接続する会社はその後変化しながら、1985年(昭和60年)頃まで使用されていた[6]。 かつては1階とホームを結ぶ階段の踊り場にTSUTAYA JR野田店に直結する改札口があったが、2019年2月に閉店し自動改札機は撤去されている。以前は出場専用であったが、その後は入場することもできていた。 のりば
時間帯により停車する本数が大きく変動する。朝夕のラッシュ時は約3分間隔であるが、12 - 15時台は1時間4本のみが停車する。 発車メロディ「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として、2015年3月22日からロシア民謡の「一週間」が発車メロディとして使用されている[13]。大阪市中央卸売市場が駅近くにあることと、歌詞の「日曜日に市場へ出かけ」にちなんでいる。
利用状況2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は9,816人である。大阪環状線では今宮駅、芦原橋駅、大阪城公園駅に次いで4番目に乗車人員が少ない駅だが、大阪環状線内で快速が停車しない駅の中では最多である。 近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
駅周辺
バス路線大阪シティバスの路線が発着する。
隣の駅かつて存在した路線
脚注記事本文出典
利用状況
参考文献
関連項目外部リンク
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