西目屋村(にしめやむら)は青森県南西部に位置する村である。中津軽郡に属し、現在同郡で唯一の自治体となっている。
地理
青森県南西部に位置し、村域南側では秋田県と県境を成す。
- 山:白神山地
- 村内に山頂があるもの - 尾太岳(1083m)、陣岳(1049m)、青鹿岳(1000m)、弁天森(980m)、高倉森(829m)、寒沢山(724m)、桧森(510m)、大高森山(415m)、小高森山(384m)
- 山頂が境界になっているもの - 陣馬岳(1049m)、冷水岳(1043m)、尻高森(977m)、盆台森(845m)、掛鞍山(659m)、四兵衛森(641m)
- 水系:
- 岩木川 - 郷坂沢川 - 乳穂ヶ滝 - 平沢川 - 馬ノ背川 - 津軽ダム(津軽白神湖) - 湯ノ沢川 - 大沢川 - 甲沢 - 暗門川 - 大川 - 鬼川辺沢 - 暗門滝
- 大秋川(岩木川支流) - 白沢川 - 黒沢
- 峠:津軽峠(県道28号)、釣瓶落峠(県道317号)
隣接している自治体
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、中津軽郡田代村、杉ヶ沢村、白沢村、大秋村、村市村、藤川村、居森平村、砂子瀬村及び川原平村を廃し、その区域をもって中津軽郡西目屋村を設置する。
- 2020年(令和2年)11月30日 - 庁舎を旧津軽ダム工事事務所の建物に移転[2]。
行政
- 村長:桑田豊昭(2021年2月21日 - )
- 村議会:定数6人[3]
産業
郵便
直営郵便局
村内の集配業務は弘前郵便局(弘前市)が担当。
姉妹都市・提携都市
国外
地域
人口
平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、11.23%減の1,415人であり、増減率は県下40市町村中29位。
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西目屋村と全国の年齢別人口分布(2005年)
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西目屋村の年齢・男女別人口分布(2005年)
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■紫色 ― 西目屋村 ■緑色 ― 日本全国
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■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
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西目屋村(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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4,327人
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1975年(昭和50年)
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3,430人
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1980年(昭和55年)
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2,812人
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1985年(昭和60年)
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2,474人
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1990年(平成2年)
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2,225人
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1995年(平成7年)
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2,138人
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2000年(平成12年)
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2,049人
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2005年(平成17年)
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1,597人
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2010年(平成22年)
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1,594人
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2015年(平成27年)
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1,415人
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2020年(令和2年)
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1,265人
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総務省統計局 国勢調査より
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教育
小学校
※以下は廃校。
- 西目屋村立西目屋小学校〈旧〉(1976年・西目屋小学校〈新〉を統合新設)
- 西目屋村立村市小学校(同上)
- 西目屋村立大秋小学校(同上)
- 西目屋村立砂子瀬小学校(2000年・西目屋小学校へ統合)
中学校
※以下は廃校。
- 西目屋中学校の閉校により、村内の中学生は弘前市の東目屋中学校へ通学することとなった。
交通
鉄道
村内を鉄道路線は走っていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR東日本奥羽本線および弘南鉄道弘南線の弘前駅。
かつて、改正鉄道敷設法別表第3号に「青森県弘前ヨリ田代ニ至ル鉄道」として村内の田代までの敷設が記載され、弘前電気鉄道が目屋線としてほぼ該当区間(起点は西弘前駅)を敷設する免許を取得したが、実現しなかった。
路線バス
- 弘南バス - 弘前市と西目屋村の間を運行する。
- 西目屋村コミュニティバス - 村内を運行しており大秋線・居森平線・杉ヶ沢線の3路線がある。いずれも西目屋村役場で弘南バスに接続する。
道路
- 県道
名所・旧跡・観光スポット
同村出身の有名人
その他
脚注
外部リンク
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