竹部
概要「竹」字はイネ科の多年生常緑草本植物である竹を意味し、その葉が垂れる様子に象る。引伸して竹製管楽器(八音の一つ)・竹簡を意味する。 偏旁の意符としては竹や竹製品に関することを示す。このとき「竹」は上の冠の位置に置かれる。 1口に竹といっても、その品種は多い。 また竹は身近な材料として用途が広く、農具・漁具・容器・食器・文具・計算器具・武器・楽器など多岐に渡る。 このため竹を構成要素とする漢字数は多い。 また異体字も多く、部分を変えた異体字(筍と笋、籐と籘など)、一部分を省略した字(篠と筱など)、表外字の拡張新字体(箏と筝、籤と籖、籠と篭(この字に関しては2010年に常用漢字入りした際には「籠」の字体が採用された)など)、他の部首の異体字(嵌(山部)と篏、蓑(艸部)と簑・簔など)などが存在する。 竹部はこのような意符を構成要素に持つ漢字を収める。 部首の通称
部首字竹
例字→詳細は「wikt:Wiktionary:漢字索引 部首 竹」を参照
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