『平成日本のよふけ』(へいせいにほんのよふけ)は、フジテレビ系列局で放送されたフジテレビ製作のトーク番組シリーズ。
概要
司会の2人には内緒の「とんでもない人」をゲストに迎え、話を聞く番組シリーズである。ゲストが登場するまでは、赤ちゃんの格好をした人形「赤さん」(声の主は当番組の構成担当の木村祐一)が進行。テーマに沿ったゲスト候補3人を畳1枚に引き伸ばした写真とともに紹介、その中の1人が実際にスタジオに登場した(残り2人はダミーだが、出演依頼するも調整付かず資料だけ)。
この番組シリーズの起源は、1999年1月3日に放送された正月特番『鶴瓶と三宅ふたりはうさぎ年』で、同年4月19日深夜0時50分に『鶴瓶と南原、日本のよふけ』と題してレギュラー化。その半年後に『鶴瓶と慎吾、平成日本のよふけ』と題して1年半続いたのち、さらに『新・平成日本のよふけ』と題して2年間続いた。2003年には『ミライ』と題して半年間放送された。
2000年10月からはゲスト候補を紹介せず、ゲスト1人だけ(太字)を紹介するようになった。
鶴瓶と三宅、ふたりはうさぎ年
ゲスト
鶴瓶と南原、日本のよふけ
ゲスト
鶴瓶と慎吾、平成日本のよふけ
ゲスト
- リニューアル後
鶴瓶と慎吾、新・平成日本のよふけ
- 放送期間:2001年4月1日 - 9月23日
- 出演者:笑福亭鶴瓶、香取慎吾、木村祐一(赤さんの声)
ゲスト
鶴瓶と南原、新・平成日本のよふけ
ゲスト
- リニューアル後
ミライ
- 放送期間:2003年4月7日-9月15日(月深枠)
- 出演者:笑福亭鶴瓶、ゲスト(聞き手として南原も出演した。)
概要
『ミライ』では「ミライを担う若者へ」というテーマとなった。
インタビューの最後に鶴瓶が「では、最後に日本の皆さんへ……」と言って、ゲストが自らの思いを述べて締め括る。
ゲスト
特別版
年末年始などに特別番組を放送。 佐々淳行はほぼ毎回出演していた。
2000年1月1日(23:30⁻24:45)の『正月も日本はよふけスペシャル』では後半、南原も登場し鶴瓶・香取の3人とゲスト4人(佐々・黒木靖男・小田実・早坂茂三)によるトークが行われた。
2000年5月9日・16日(前日深夜24:55⁻25:25)、『平成日本のよふけ 新緑スペシャル』が放送。
後藤田正晴は2000年12月の3週スペシャル『平成日本のよふけ世紀末記念スペシャル』(12月5日(4日深夜(24:55⁻25:25))・12日(11日深夜(24:55⁻25:25))・19日(18日深夜(25:15⁻25:45))で初登場、佐々に加えて“援護戦闘機”として的場順三、岡本行夫も出演。2001年3月19日の「平成日本のよふけ」としての最終回及び2001年4月29日(13:30⁻13:55)の『新・平成日本のよふけ緊急スペシャル』では後藤田・佐々・的場が登場、3人が香取の質問に回答する形で進行した。こららの放送と前後して、的場と岡本もそれぞれ単独で番組に出演している。
2001年7月22日の27時間テレビで鶴瓶・香取・佐々淳行が聞き手としたスペシャル『鶴瓶・香取の日本のよあけスペシャル』(特番の1コーナー)を日曜朝(07:25⁻09:08)に放送した。
2001年12月9日(13:30⁻14:00)、総集編『新・平成日本のよふけ この人エラなったなぁ~スペシャル』が放送。
2001年12月23日(13:30⁻14:25)、『新・平成日本のよふけIN新宿スペシャル』では都庁にいる石原慎太郎都知事(当時)に会いに行っている。佐々は出演していない。
瀬島龍三は2002年新春スペシャル『新・平成日本のよふけ こんな人おったんやスペシャル』(1月2日(23:55⁻24:55)・13日(13:30⁻14:00)・20日(13:30⁻14:00)) に始まり、断続的に9回分を放送した。瀬島龍三自身がこの番組出演を契機として自らの人生を纏め、書籍として刊行したのが『幾山河』という自伝である。
2002年4月7日(13:00⁻14:00)の『新・平成日本のよふけスペシャル』 (ゲスト:森喜朗)が放送。
「よふけ」シリーズとしての最終3回(2003年3月16日・23日・30日(全日13:30⁻14:00))は総決算として『新・平成日本のよふけ 今こそこの男の話を聞け!SP』と題し、後藤田・佐々・的場・岡本が再び出演した。イラク戦争などの当時の国際情勢をめぐる議論や、4者の閣僚・官僚時代の経験談を交えながら近未来の日本を展望し、このシリーズを締めくくった。
2008年復活版
フジテレビにて2008年1月1日に復活スペシャル版『まだまだ日本はよふけ2008謹賀新年SP』を放送。放送時間は、午前2時30分〜午前4時30分。
鶴瓶、南原、香取が司会として、『ご健在の今だからこそ聴いておきたい話』人物としてゲストの野中広務、海野和男と対談した。また、過去の出演者の中で鬼籍に入った早坂茂三、黒木靖夫、岡本敏子、小田実、後藤田正晴、瀬島龍三の映像を『遺言』として放送した。
スタッフ
鶴瓶と南原、日本のよふけ
- 演出・プロデュース:小松純也
- 構成:倉本美津留、木村祐一、山名宏和、川野将一
- リサーチ:高野順二、松林健、熊田晃子
- ブレーン:星野淳一郎(Bitz)
- TD:佐藤五十一
- SW:河西純
- CAM:遠山康之
- VE:瀧本恵司
- AUD:山田公次郎
- 照明:藪木健太郎
- 美術制作:小須田和彦
- デザイン:吉田強
- 美術進行:林勇
- 大道具:高橋昭
- アートフレーム:石井智之
- 装飾:加川功
- 持道具:山本健史
- 衣裳:青木幸雄
- メイク:興山洋子
- 視覚効果:田村のりゆき
- 電飾:鶴田光芳
- アクリル装飾:永山淳
- 生花装飾:佐藤祝子
- 植木装飾:須田信治
- 特殊美術:佐藤吉一
- タイトル:岩崎光明
- キャラクターデザイン:田中秀幸(フレイムグラフィックス)
- 編集:太田友康
- MA:円城寺暁
- 音響効果:田中寿一(J-WORKS)
- TK:楮本真澄
- 技術協力:ニユーテレス、IMAGICA、FLT
- 制作協力:松竹芸能、マセキ芸能社
- 編成:山根法久
- 協力プロデューサー:新井英文(アミューズ)
- アシスタントプロデューサー:小野謙吾(ウイッシュカンパニー)
- プロデュース:吉田正樹
- 制作:フジテレビ制作センター
- 制作著作:フジテレビ
鶴瓶と慎吾、平成日本のよふけ
- 構成:倉本美津留、乙川恒樹、木村祐一
- リサーチ:高野順二、松林健、熊田晃子
- TD:佐藤五十一
- SW:長瀬正人
- CAM:宮崎健司/河西純
- VE:田淵昌樹/瀧本恵司
- AUD:本間祥吾、片山勇/吉村真人
- 照明:豊田秀明、藪木健太郎/木川豊
- 美術制作:小須田和彦
- デザイン:吉田強
- 美術進行:林勇
- 大道具:高橋昭
- アートフレーム:石井智之
- 装飾:加川功
- 持道具:山本健史
- 衣裳:山口亜希
- メイク:佐藤恭子
- 視覚効果:田村のりゆき
- 電飾:鶴田光芳
- アクリル装飾:永山淳
- 生花装飾:佐藤祝子、安藤岳
- 植木装飾:須田信治
- 特殊美術:佐藤吉一
- タイトル:岩崎光明
- キャラクターデザイン:田中秀幸(フレイムグラフィックス)
- 編集:岩崎秀徳、大林敏明、小笠原一登
- MA:石川英男
- 音響効果:田中寿一(J-WORKS)
- TK:楮本真澄
- 技術協力:ニユーテレス、IMAGICA、FLT
- 制作協力:デンナーシステムズ、ジャニーズ事務所、ウイルスプロダクション、Bitz、リバーボトル
- アシスタントプロデューサー:小野謙吾、朝倉千代子・新井英文
- ディレクター:北沢健一、宮道治朗、市島晃生、有川崇/小野恭裕
- プロデューサー:吉田正樹、小松純也
- 制作:フジテレビ制作センター
- 制作著作:フジテレビ
新・平成日本のよふけ
- 構成:倉本美津留、乙川恒樹、木村祐一
- リサーチ:高野順二、内堀隆史、熊田晃子
- TD:佐藤五十一
- SW:長瀬正人
- CAM:宮崎健司
- VE:田淵昌樹、瀧本恵司
- AUD:片山勇、吉村真人、石川剛
- 照明:藪木健太郎、さわだあつひろ
- 美術制作:小須田和彦
- デザイン:吉田強
- 美術進行:林勇
- 大道具:高橋昭
- アートフレーム:石井智之
- 装飾:門間誠、加川功
- 持道具:山本健史
- 衣裳:山口亜希
- メイク:佐藤恭子(『香取』時代)、東まり子(『南原』時代)
- 視覚効果:田村のりゆき
- 電飾:鶴田光芳
- アクリル装飾:永山淳
- 生花装飾:佐藤祝子、安藤岳
- 植木装飾:須田信治
- 特殊美術:佐藤吉一
- タイトル:岩崎光明
- キャラクターデザイン:田中秀幸(フレイムグラフィックス)
- 編集:岩崎秀徳、二宮嘉郎、浜野元久、鈴木健史
- MA:石川英男
- 音響効果:田中寿一(J-WORKS)
- TK:楮本真澄
- 技術協力:ニユーテレス、IMAGICA
- 制作協力:デンナーシステムズ、ジャニーズ事務所(『香取』時代)、マセキ芸能社(『南原』時代)
- アシスタントプロデューサー:小野謙吾(『香取』時代)、朝倉千代子・新井英文
- ディレクター:有川崇
- プロデューサー:小松純也、小野謙吾(『南原』時代)
- チーフプロデューサー:吉田正樹
- 制作:フジテレビ制作センター
- 制作著作:フジテレビ
ミライ
- 構成:倉本美津留、横山雄一郎、美濃部達宏、田中大祐
- リサーチ:高野順二、内堀隆史、熊田晃子、米倉美貴子、平村隼人
- ナレーター:遠藤守哉
- TD:佐藤五十一
- SW:長瀬正人
- CAM:宮崎健司
- VE:大川雅弘
- AUD:加瀬悦史
- 照明:さわだあつひろ
- 美術制作:小須田和彦
- デザイン:吉田強
- 美術進行:林勇
- 大道具:島田秀樹
- メイク:佐藤恭子
- 電飾:宇塚敏明
- アクリル装飾:井出裕
- CG:瀬井貴之
- 編集:二宮嘉郎
- MA:石川英男
- 音響効果:田中寿一(J-WORKS)
- TK:楮本真澄
- 技術協力:ニユーテレス、IMAGICA
- キャスティングプロデューサー:朝倉千代子
- ディレクター:清水泰貴
- プロデューサー:小松純也、安部猛彦
- チーフプロデューサー:吉田正樹
- 制作:フジテレビ制作センター
- 制作著作:フジテレビ
書籍
- 平成日本のよふけ―人生の大先輩が熱く語る「日本の皆さんへ」(2000年7月1日)著:「平成日本のよふけ」番組スタッフ
- 平成日本のよふけ〈2〉(2001年7月1日)著:「平成日本のよふけ」番組スタッフ
- 瀬島龍三 日本の証言―新・平成日本のよふけスペシャル(2003年2月1日)共著:瀬島龍三、「平成日本のよふけ」番組スタッフ
関連項目
- チコちゃんに叱られる - 本番組と同じく小松純也がプロデュースしているNHKの番組。本番組の「赤さん」から「チコちゃん」のキャラクターが取り入れられたとされる。
外部リンク
フジテレビ 月曜24:50枠 → 月曜24:55枠 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
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鶴瓶と南原、日本のよふけ (1999年4月 - 1999年9月) ↓ 鶴瓶と慎吾、平成日本のよふけ (1999年10月 - 2001年3月)
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フジテレビ 日曜13:30枠 |
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新・平成日本のよふけ (2001年4月 - 2003年3月)
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フジテレビ 月曜24:58枠 |
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ミライ (2003年4月 - 2003年9月)
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