大谷 (さいたま市見沼区)
大谷(おおや)は、埼玉県さいたま市見沼区の大字。郵便番号は337-0014[2]。 地理さいたま市見沼区東部の大宮台地上に位置するが、北・東・南から見沼の谷戸が台地を取り巻くように複雑に入り組み、起伏がある地形である。東で膝子に、西で蓮沼および南中野に、南で東新井・御蔵・笹丸・染谷・加田屋新田・加田屋に、北で東門前・新堤・東宮下に隣接する。おおむね加田屋川の右岸にあたる。 区域区分は、地内を縦断する埼玉県道65号さいたま幸手線を境に分かれる。西側は市街化区域に属し[4]、住宅地が主体でほかに商店街や団地などがある。東側は市街化調整区域に属し[4]、一部で日生大谷団地があるほかは畑地が多く、思い出の里市営霊園がある。南北に縦断する都市計画道路大間木丸ヶ崎線が計画されており、東楽園通りと埼玉県道65号さいたま幸手線の間は東側車線が整備済みとなっている[4]ほか、一部用地が確保されている。南部には御蔵中央通線が計画されている[4]。また、内田川が加田屋川に注ぐ。 公共交通機関は東武野田線(東武アーバンパークライン)の七里駅のほか、国際興業と東武バスウエストの路線バスがある。どちらも本数が充実しており、国際興業では大宮駅へ、東武バスウエストでは北浦和駅(一部は浦和駅)へ行くことができる。 縄文期および弥生後期の遺跡である大谷後遺跡が地内にある[5]。 河川地価小字
歴史
かつては江戸期より存在した武蔵国足立郡南部領に属する大谷村であった[5]。南北朝時代には既に武蔵国大谷郷と称しており、古くから存在する地名である。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では97石余(田65石余、畑31石余)、『元禄郷帳』および『天保郷帳』では97石余であった[5]。助郷は日光御成街道大門宿に出役していたが、寛保・宝暦年間は中山道大宮宿にも代出役していた[5]。化政期の世帯数は60軒で、村の規模は東西10町余、南北8町であった[5]。長芋と柿渋が村の特産品であった。 地名の由来大きな谷があったことから[5]。 沿革
世帯数と人口2017年(平成29年)9月1日時点の世帯数と人口は、以下のとおりである[1]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下のとおりとなる[17]。
交通鉄道地内に鉄道路線は通っていない。最寄り駅は地点によって異なり、東武野田線(東武アーバンパークライン)の大和田駅、または同七里駅である。七里駅は、大字大谷字稲荷東213番地42の地点から約2.2 kmの位置にある[6]。 道路
バス
地域住宅団地
県営住宅
マンション
公園・緑地
※ これ以外にも七里保育園のすぐ南側などに無名の公園がある。 施設
脚注
参考文献
関連項目外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia