御蔵
御蔵(みくら)は、埼玉県さいたま市見沼区の地名。現行行政地名は大字御蔵。郵便番号は337-0033[2]。 地理さいたま市見沼区東部の主に大宮台地上[4]に位置する。地区南部および西部には見沼周囲の開析低地もある。地区の北西部、日本大学法学部大宮グラウンド付近に飛地がある。地区内は中央部を中心に耕作地が多く周辺部は宅地化もされているが、古くからある民家やその屋敷森が点在して見られる[5]。地区内にクマガイソウの埼玉県で最大の自生地である「御蔵のクマガイソウ」がある[6][7]。 地価
歴史もとは江戸期より存在した足立郡南部領に属する御蔵村であった[4]。御蔵は御倉とも記された。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では88石(田34石余、畑53石余)、『元禄郷帳』では88石余、『天保郷帳』では128石余であった[4]。助郷は日光御成街道大門宿に出役していたが、寛保・宝暦年間は中山道大宮宿にも出役していた。化政期の戸数は66軒で、村の規模は東西5町余、南北10町余であった[4]。宝永期頃より白岡村と合わせて一村扱いされ、検地帳には御蔵白岡村とされているものもあるという[9]。地名の由来は諸説あり定かではないが、鎌倉期〜室町期に当地で営んでいた質屋の者を意味する土倉のことを当時の土人(地元の人)が「御蔵」と称していたことが地名の起源のひとつと云われている[4]。
御蔵村に存在していた小字世帯数と人口2018年(平成30年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[19]。
交通地区内に鉄道は敷設されていない。最寄り駅は北浦和駅[8]であるが、大ケ谷戸1325-6の地点よりおよそ4.4 km[8]離れていて徒歩圏ではない。 道路バス
県道65号沿道に北から小松台・御蔵白岡・片柳保育園前・鎌倉公園入口・木野下バス停が地区内に設置されている[20]。また、県道214号沿道に東から染谷入口・片柳郵便局・庚申塚・日大前バス停が地区内に設置されている。 文化財・寺社
施設
脚注
参考文献
関連項目外部リンク |
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