大船渡駅

大船渡駅
駅全景(2024年2月)
おおふなと
Ōfunato
(0.9 km) 地ノ森
地図
所在地 岩手県大船渡市大船渡町字茶屋前69-1
北緯39度3分48.73秒 東経141度43分14.79秒 / 北緯39.0635361度 東経141.7207750度 / 39.0635361; 141.7207750座標: 北緯39度3分48.73秒 東経141度43分14.79秒 / 北緯39.0635361度 東経141.7207750度 / 39.0635361; 141.7207750
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 大船渡線BRT
キロ程 41.1 km(気仙沼起点)
一ノ関から103.1 km
駅構造 地上駅
乗車人員
-統計年度-
66人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 2013年(平成25年)3月2日[* 1]
備考 無人駅
  1. ^ BRTの駅としての営業開始日。JR東日本では鉄道駅開業日である1934年9月3日を開業日としている。
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大船渡駅
駅舎(2010年10月)
おおふなと
Ōfunato
下船渡 (2.9 km)
(2.6 km)
岩手県大船渡市大船渡町字茶屋前69-1
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 大船渡線
キロ程 103.1 km(一ノ関起点)
電報略号 フト
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[1]
乗車人員
-統計年度-
46人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1934年昭和9年)9月3日[2]
廃止年月日 2020年令和2年)4月1日[** 1]
備考 簡易委託駅
  1. ^ 東日本大震災により2011年3月11日から休止。2013年3月2日よりBRT運行開始。
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大船渡駅(おおふなとえき)は、岩手県大船渡市大船渡町字茶屋前にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大船渡線BRT(バス高速輸送システム)のバス停留所である。元々は同社の大船渡線鉄道駅であった。

歴史

駅構造

BRT専用道の両側に、上り下りの乗降場が相対して設置され、下り盛方面側に待合室とトイレが設けられている。構内は2車線。

東日本大震災により被災するまでは単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]、出札窓口を備えた駅舎があり、盛駅が管理し大船渡市が受託する簡易委託駅であった。

震災前には駅舎の改築と駅東西間の歩道橋の設置が大船渡市の港湾開発事業として正式決定しており、2階建ての駅舎が新築される予定となっていた。

BRT化後は無人駅となっている。

利用状況

JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員66人である[BRT 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は下記のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 鉄道 BRT 出典
2000年(平成12年) 124 未開業 [鉄道 1]
2001年(平成13年) 112 [鉄道 2]
2002年(平成14年) 105 [鉄道 3]
2003年(平成15年) 105 [鉄道 4]
2004年(平成16年) 94 [鉄道 5]
2005年(平成17年) 78 [鉄道 6]
2006年(平成18年) 70 [鉄道 7]
2007年(平成19年) 69 [鉄道 8]
2008年(平成20年) 65 [鉄道 9]
2009年(平成21年) 52 [鉄道 10]
2010年(平成22年) 46 [鉄道 11]
2011年(平成23年) 運休  
2012年(平成24年)  
2013年(平成25年) 46 [BRT 2]
2014年(平成26年) 46 [BRT 3]
2015年(平成27年) 56 [BRT 4]
2016年(平成28年) 59 [BRT 5]
2017年(平成29年) 62 [BRT 6]
2018年(平成30年) 66 [BRT 7]
2019年(令和元年) 71 [BRT 8]
2020年(令和02年) 廃止 46 [BRT 9]
2021年(令和03年) 56 [BRT 10]
2022年(令和04年) 48 [BRT 11]
2023年(令和05年) 66 [BRT 1]

駅周辺

東日本大震災で大きな被害を受けた地域で、2013年(平成25年)8月から2026年(令和8年)3月までの予定で駅周辺の土地区画整理事業が実施されている[3]。南北に延びるBRT専用道を境に、東側は商業地や産業用地、西側は住宅地として利用する計画となっている。

当駅周辺には商業施設が再建され、新しいまちづくりの中心地となっている。飲食店は駅の東側に展開するキャッセン大船渡を中心に立地している[4]

バス路線

BRTのりばに隣接して交通広場を有し、岩手県交通により運行される以下の路線が発着する。停留所名は「大船渡駅前」。

隣の停留所

東日本旅客鉄道(JR東日本)
大船渡線BRT
快速・普通
大船渡魚市場前駅 - 大船渡駅 - 地ノ森駅

かつて存在した鉄道路線

東日本旅客鉄道(JR東日本)
大船渡線
下船渡駅 - 大船渡駅 - 盛駅

脚注

記事本文

出典

  1. ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 56号 新庄駅・気仙沼駅・鳴子温泉駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年9月15日、26頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、487頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 大船渡駅周辺地区土地区画整理事業”. 大船渡市 (2021年2月2日). 2022年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月3日閲覧。
  4. ^ 地域ごとの特徴 - 大船渡町”. 大船渡市 (2021年1月8日). 2022年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月3日閲覧。

報道発表資料

  1. ^ 大船渡線におけるBRTの運行開始について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社、2013年1月31日。オリジナルの2013年7月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20130717125656/http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1359612632_1.pdf 
  2. ^ 大船渡線BRTのダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社、2014年7月17日http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1405666732_1.pdf2014年8月5日閲覧 
  3. ^ 大船渡線BRTのルート変更のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道盛岡支社、2016年2月26日。オリジナルの2016年3月25日時点におけるアーカイブhttps://megalodon.jp/2016-0325-2015-29/www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1456470764_1.pdf2016年3月25日閲覧 
  4. ^ 気仙沼線(柳津〜気仙沼間)及び大船渡線(気仙沼〜盛間)における鉄道事業の廃止の日の繰上げの届出について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年1月31日。オリジナルの2020年2月4日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200204215535/https://www.jreast.co.jp/press/2019/20200131_ho01.pdf2020年2月6日閲覧 
  5. ^ 鉄道事業の廃止の届出に係る廃止の日の繰上げについて』(PDF)(プレスリリース)国土交通省東北運輸局、2020年1月29日。オリジナルの2020年2月1日時点におけるアーカイブhttps://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11630437/wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/sm/topics/td-haishitodoke0129.pdf2020年2月6日閲覧 

新聞記事

  1. ^ 岩手日報』岩手日報社、1993年3月19日、朝刊、16面。
  2. ^ 「東日本大震災:駅の跡形もなく--岩手・大船渡」『毎日新聞』2011年3月13日、東京朝刊、27面。
  3. ^ 「JR盛岡支社 大船渡線BRT一部ルート変更」『交通新聞』交通新聞社、2016年3月3日。

利用状況

鉄道

  1. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月30日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月30日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月30日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月30日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月30日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月30日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月30日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月30日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月30日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月30日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月30日閲覧。

BRT

  1. ^ a b BRT駅別乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月24日閲覧。
  2. ^ BRT駅別乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月30日閲覧。
  3. ^ BRT駅別乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月30日閲覧。
  4. ^ BRT駅別乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年3月30日閲覧。
  5. ^ BRT駅別乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2017年7月11日閲覧。
  6. ^ BRT駅別乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
  7. ^ BRT駅別乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月24日閲覧。
  8. ^ BRT駅別乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月19日閲覧。
  9. ^ BRT駅別乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月10日閲覧。
  10. ^ BRT駅別乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
  11. ^ BRT駅別乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月7日閲覧。

関連項目

外部リンク