夜中のつまみ食い夜中のつまみ食い(英: The Midnight Snack、1941年7月19日)は、「トムとジェリー」の作品の一つ。 概要この話から正式に「トムとジェリー」というタイトルが付いた。ハンナ=バーベラ期2作目。 スタッフ
作品内容真夜中の台所で、ジェリーはチーズを冷蔵庫から盗み出そうとしていた。その様子を隠れて見ていたトムはいたずらを仕掛けジェリーをからかう。 チーズ泥棒を観念させたところで、トムはこっそり逃げようとするジェリーを見張りつつジェリーに便乗するかのごとく冷蔵庫を物色。あれこれつまみ食いを続けるうちに、ふと手に取ったチーズの臭いをかいだトムは、その臭さに投げ捨てた弾みで食器棚を割ってしまう。 その音で目覚めたのであろう、お手伝いさんが怒鳴りながら台所へ下りてくる。台所荒らしを自分がやったと彼女に発覚したら追放必至である。そこでトムはジェリーに全ての罪を擦り付けることにした。 お手伝いさんが冷蔵庫のドアを開けると中にはジェリーが。「トム、ネズミを捕まえて!」。彼女の叫び声を合図にドタバタが始まる。ジェリーを一方的に追い詰めるトムだったがひょんな事から形勢は逆転され…。 すっかり荒れ果てた台所へお手伝いさんが恐る恐る顔を出す。ネズミ退治の褒美にミルクを与えようとトムを呼ぶが、肝心のトムは散乱した冷蔵庫の中にいた。こうしてトムはお手伝いさんの怒りを買い叩きのめされ、ジェリーは哀れなトムを見送りながらチーズのつまみ食いと洒落込むのだった。 登場キャラクター
再公開今回の作品は、1948年3月27日と1958年1月30日に再公開されており、作品内容は初公開版と同じだがオープニング・エンディングのクレジット、レオ・ザ・ライオンも変更されている。初公開版では、オープニングのクレジットや、エンドクレジット、レオ・ザ・ライオンは、実写映画と同じ物になっている。また、プロデューサーであるフレッド・クインビーの記載がない。現在の映像ソフトに収録されているものや現在のテレビで再放送されているものは、1958年再公開版がほとんどとなっている。 関連項目 |