トムのガールフレンド『トムのガールフレンド』(The Mouse Comes to Dinner、1945年5月5日)はトムとジェリーの作品のひとつ。 スタッフ
作品内容今日は大事なお客様が来るパーティ。お手伝いさんはお客様を迎えるためにテーブルの上に忙しくご馳走を並べていた。それを見たトムとジェリーは大喜び。 ジェリーは一目散にご馳走を食べ始める。その一方でトムはガールフレンドのトゥードルに電話し食事に誘う。 やって来たトゥードルとトムは早速食事を楽しみ始めるが、ボーイ扱いされて怒ったジェリーは、トムにスープを吹きかけたり、尻尾をご馳走に見立てて食べさせたりとイタズラを仕掛ける。 そんな中、トムは食事中のトゥードルを抱きしめようとする。しかしダサいという理由で嫌がられ、肘鉄砲を喰らうトム。ジェリーがそれをからかう。怒ったトムはジェリーを再びボーイ扱いし、それが原因でトゥードルまでもを巻き込んだパイ投げへと発展していく。 騒ぎが続く中、ジェリーはトムの尻尾に火をつける。トムはのんきにタバコを吸うが着火したのがようやく自分の尻尾だと気づく。慌てたトムは氷の入ったバケツで尻尾を冷やそうとするが、ジェリーがバケツをアルコールランプにすり替える。どこからか焦げ臭い匂いがするので「ねえ、何か(料理が)焼いてるの?」ととぼけるトムに「あなたよ、おバカさん」と答えるトゥードル。それを聞いたトムは自分の尻尾が丸焦げになっていることに気づき、あまりの熱さに頭を天井にぶつけヘロヘロになってしまう。 ジェリーはそんなトムをローストターキーのごとく飾り立て、「S.S.DRIP」(アホ号※新吹き替え版では潜水艦マヌケ号)と書き付ける。かくて舟に見立てられたトムはトゥードルより尻にシャンパンを叩きつけられ、進水式よろしくパンチボウルの中に沈められていくのであった。 再公開本作は1952年5月24日に再公開されており、オープニングのトムとジェリーのタイトルカードやエンドカード、レオ・ザ・ライオンも変更されている(ただし、作品内容はそのままとなっている)。劇場初公開版では、スタッフクレジットに一部変更がある他、プロデューサーであるフレッド・クインビーの記載がない。現在テレビで再放送されているものは再公開版であることが多い。 登場キャラクター
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