止まらないシャックリ止まらないシャックリ(Hic-cup Pup 1954年4月17日公開)は、トムとジェリーの作品の一つ。 スタッフ
作品内容タイクを寝かしつけていたスパイク。しかしその矢先ジェリーを追いかけていたトムはその騒ぎでタイクを起こしてしまう。目を覚ましたタイクはシャックリをし始め、スパイクは激怒。「うちの息子は寝ている間に起こされるとシャックリが止まらなくなるんだ。今度静かにしなかったらただじゃおかねえぞ!」とトムに警告する。 ジェリーはそれに付け込み、スパイクとタイクの前でトムに大きな音を立てさせようといろいろと悪戯を働く。こうしてジェリーの策略を掻い潜るトムとスパイクやタイクを巻き込んでのドタバタ劇に発展する。スパイクは騒音でタイクが起きてしまう度懸命に寝かしつけていたが、ついには自分にまでシャックリがうつってしまいとうとう堪忍袋の緒が切れる。 一方、ジェリーを追うトムは雨樋をよじ登ろうとするがスパイク、タイクの目の前に落ちてしまう。スパイクの制裁を恐れるあまりトムは穴を掘り出し自ら地面に隠れるが、転落した時のショックで逆にスパイクとタイクのシャックリが止まっていた。これにスパイクは大喜びし、「ありがとう、これもキミのおかげだ。これからはお前が何をやったって気にしねえぜ」とトムに感謝する。珍しくスパイクに褒められたトムは、きょとんとしていた。 それを聞いたジェリーはトムに降参し、「健康のため南部へ下る」と書置きを残し逃げて行ってしまう。 本作はジェリーが敗北に終わる数少ない作品の一つである。 登場キャラクター
|