淋しがりや『淋しがりや』(さびしがりや、原題:The Lonesome Mouse、1943年5月22日)は、『トムとジェリー』の作品のひとつ。 スタッフ
作品内容昼寝をしているトムの頭上にジェリーは花瓶を上から落とすイタズラをする。それがお手伝いさんに見つかってしまい、花瓶を割ったとしてトムは家の外へつまみ出されてしまう。 狭い巣穴でくすぶる必要のなくなったジェリーは、憎きトムの居住空間でやりたい放題。…のはずだったが、夜になると月明かり照らす窓際で、ガックリと落ち込んだ様子を見せる。
そう語りかける声に気付かされたジェリーはある作戦を思いつく。そして外にいるトムに会いに行き、仕返しに襲いかかろうとする彼を止めつつ「ねえ!家の中に戻りたくない?」と耳打ちする。 トムを家に帰す計画は、お手伝いさんの前で実行されることとなった。ジェリーが考えた作戦とは「トムがジェリーを捕まえる」という芝居だった。 芝居は見事に成功し、「ネズミを退治した」と思い込んだお手伝いさんに褒められたトムは、ご褒美の印としてパイをもらう。そこへジェリーが現れてパイをもらおうとするが、一口も分ける気のないトムはジェリーを爪弾きにしてしまう。怒ったジェリーはトムの尻を蹴飛ばし、彼の顔をパイの中へ沈める。「誰のおかげで戻れたと思ってんだよ、裏切り者!恩知らず!」[注 1]と、ジェリーはトムに憤慨しながらその場を去っていった。 登場キャラクター
備考ジェリーがトムのベッドに描かれたトムの顔にアドルフ・ヒトラーのような落書きをし唾を吐くシーンは、カートゥーン ネットワークなどの一部テレビ放送版ではカットされている。 脚注関連項目 |