南萌華
南 萌華(みなみ もえか、1998年12月7日 - )は、埼玉県吉川市出身の女子サッカー選手。イタリア・セリエA・ASローマ所属。 サッカー日本女子代表。ポジションはディフェンダー。筑波大学卒[1]。 経歴・人物ユース小学校時代に吉川ホワイトシャークサッカースポーツ少年団に入り、サッカーを始める[3]。その後は浦和レッズレディースのジュニアユースチームに入り、ユースチームに昇格する。 吉川市立中央中学校時代には学校選抜チームのメンバーとして第81回埼玉県駅伝競走大会中学校女子の部に出場した記録が残っている[4]。その後、埼玉県立南稜高等学校を経て、筑波大学体育専門学群に進学し[5]、2021年3月にに卒業した[6]。 シニア2017年に浦和レッズレディースユースからトップチームへ昇格[7]。昇格初年度はなでしこリーグカップ戦3試合に途中出場しただけに留まった[8]。 2018年シーズン、なでしこリーグ1部公式戦第4節(5月3日)のベガルタ仙台レディース戦にて、リーグ公式戦初先発出場を果たした[9]。 2022年5月、2021-22シーズンを以て浦和との契約が満了となった[10]。同年7月24日、移籍先がイタリア・セリエAのASローマに決定したことが発表された[11][12]。 海外挑戦初年度の2022-23シーズンは11月にはスーペルコッパ・イタリアーナ(スーパー杯)を制し、翌2023年4月にはセリエAリーグ戦においてもローマの初優勝に貢献し、国内2冠を達成[13]、リーグの年間ベストイレブンにも選ばれた[14]。 2024年2月、ASローマは2026年6月30日まで契約を延長したことを発表した[15]。 2023-24シーズンは、ローマのリーグ2連覇に貢献し、セリエA年間ベストイレブンを2年連続で獲得した[16]。 代表南の年代別代表歴は、2012年のJFAエリートプログラム 女子U-14トレーニングキャンプ(鹿児島県)に召集されたのが始まりと言われる。この時に一緒に召集されたメンバーにはスタンボー華、長野風花、林穂之香と、後に共に年代別代表の大会で戦う者たちもいた[17]。 2013年、AFC U-16女子選手権2013(中国・南京)に出場するU-16日本代表に選出され[18]、大会全試合に先発出場してグループリーグ第2戦のイラン戦で得点を挙げるなど[19]日本の優勝に貢献した。 2014年、2014 FIFA U-17女子ワールドカップ(コスタリカ)に出場するU-17日本代表に選出される。チームは大会初優勝を飾ったが、本大会での南の出場はグループリーグ第2戦のパラグアイ戦のみであった[20]。 2017年のAFC U-19女子選手権2017(中国・南京)では、U-19日本代表に選出され[21]、準決勝の中国戦、決勝の北朝鮮戦にキャプテンマークをつけて先発出場、守備を統率して2試合とも完封勝ちを収めて日本を大会優勝へ導いた。 2018年、2018 FIFA U-20女子ワールドカップ(フランス)に於いてはU-20日本代表主将としてグループリーグ及びノックアウトトーナメントの全試合に出場、日本の大会初優勝に尽力すると共に、自らも最優秀選手賞第3位となるブロンズボールを獲得した[22]。 2023年6月13日、2023 FIFA女子ワールドカップのなでしこジャパンに選出された[23]。 2024年6月14日、2024年パリオリンピックに出場するなでしこジャパンメンバーに選出された[24]。 個人成績クラブ
代表主な出場大会
試合数
出場試合
ゴール
タイトルクラブ
代表
個人
脚注
外部リンク
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