松原有沙
松原 有沙(まつばら ありさ、1995年5月1日 - )は、日本の元女子サッカー選手。サッカー指導者。ポジションはミッドフィールダー、ディフェンダー。 人物北海道小樽市で出生するが、父親の転勤により5歳の時に大阪府豊中市へ転居[2]。このため、豊中市立緑地小学校及び豊中市立第十七中学校に在学する[2]。 ユース豊中市立緑地小学校時代に、兄がプレーしていたRFCクラブに入団。中学卒業までRFCの女子チーム(RFCガールズ→RFC豊中レディース→RFC Jr.Youth)に所属する[2][3]。 2011年に大商学園高等学校に入学。3年で主将を務め、2013年度の全国高等学校総合体育大会サッカー競技(女子)で準決勝まで進出したが、村田女子高等学校の前にPK戦で敗れて優勝を逸した[4]。 U-17代表の仲間たちが日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)でのプレーを選ぶ中、松原は大学でのプレーを希望して2014年4月に早稲田大学へ進学、早稲田大学ア式蹴球部女子に所属[5]。大学では故障に苦しむ日々であったが、2年から4年まで全日本大学女子サッカー選手権大会で3連覇のメンバーでもあり、4年次は主将として優勝を果たした[5]。 シニア2018年に大学を卒業し、ノジマステラ神奈川相模原に入団[6]。 2021年3月、WEリーグ初年度となる2021-22シーズンのキャプテンを務めることになった[7]。 2023年3月28日、多発性内分泌腫瘍症1型と診断されたことを発表[8]。同年6月5日、2022-23シーズン限りで引退することを発表した[9]。 引退後はノジマステラのアカデミーコーチを経て[10]、2024年にノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ(U-15)の監督に就任した[11]。しかし先述の病気療養のため、同年11月15日に監督を退任した[12]。 代表2011年にU-16日本女子代表(リトルなでしこ)に選出され、同年のAFC U-16女子選手権(中華人民共和国・南京市)に出場[3]、一回戦総当たり方式で行われた大会にて第2戦のタイ戦で先発出場して66分にゴールを決めた[13]。 2012年、高校2年次では2012 FIFA U-17女子ワールドカップ(アゼルバイジャン)に出場するU-17日本女子代表(リトルなでしこ)に選出され[14]、本戦ではグループリーグ第二戦のニュージーランド戦[15]、第三戦のメキシコ戦[16]に先発フル出場した。 大学女子日本代表選手にも選出され、2017年夏季ユニバーシアード(中華民国・台北市)では決勝戦まで進んだが、ブラジルの前に延長戦で敗れて準優勝(銀メダル)となった[17]。 2019年、シービリーブスカップに参戦するサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)に召集された[18]。 個人成績クラブ
代表
主な選出歴
試合数
出場試合
ゴール
タイトルクラブ
代表脚注
外部リンク |