守屋都弥
守屋 都弥(もりや みやび、1996年8月22日 - )は、奈良県北葛城郡上牧町出身[2]の女子サッカー選手。INAC神戸レオネッサ所属。サッカー日本女子代表。JFAアカデミー福島4期生。ポジションはミッドフィールダー、ディフェンダー。 経歴ユース地元奈良県の少年サッカーチーム「エントラーダSC」、「奈良葛城ガールズ」を経て、2009年中学校入学時にJFAアカデミー福島に4期生として入校[4]。高校2年のときには、JFAアカデミーが実施したヨーロッパへの短期留学で、日本女子代表の安藤梢や田中明日菜が当時在籍していたドイツ女子ブンデスリーガ1部の1.FFCフランクフルトの練習に参加している[5]。 シニア2015年、JFAアカデミー福島卒校と同時にINAC神戸レオネッサに入団[6]。 2016年、背番号を21から23に変更[7]。3月26日、なでしこリーグ第1節のスペランツァFC大阪高槻戦で、後半30分に近賀ゆかりとの交代で途中出場し、公式戦初出場を果たした[8]。9月24日、なでしこリーグ第14節の浦和レッズレディース戦で前半41分にリーグ初得点を記録し、チームの3-2の勝利に貢献した[9][10]。 2017年シーズンから背番号が2番に変更になり[11]、センターバックにコンバートされた。 2018年6月3日のなでしこリーグ第9節・対日テレ・ベレーザ戦で負傷退場し[12]、その後のメディカルチェックで右膝前十字靭帯損傷が判明して戦線離脱となった[13]。およそ1年に渡りリハビリとトレーニングを重ね、翌シーズンの2019年5月26日のなでしこリーグカップ第3節・伊賀FCくノ一戦に途中交代で復帰を果たす。交代時には高瀬愛実からキャプテンマークを託され直接腕に巻かれている。 2022年にチームの3バックシステムへの変更によりセンターバックからウイングバックへコンバートされると、持ち前の持久力とスピードでリーグを代表する選手へと開花した[14]。クラブでは右ウィングバックが主戦場だが、後述するA代表では左ウィングバックもこなしている。 2022-23シーズンにはWEリーグベストイレブンを初受賞した[15]。 代表2016年11月に開催されたFIFA U-20女子ワールドカップ・パプアニューギニア大会のメンバーに招集された[16][17]。11月24日に行われた準々決勝ブラジル戦では前半47分に日本の先制点となるゴールを挙げ、チームの3-1の勝利に貢献した[18][19]。準決勝ではフランスに延長戦の末に1-2で敗れたが、3位決定戦ではアメリカを1-0で破り、銅メダルを獲得した[20][21]。 2023年2月8日、アメリカで行われる2023 シービリーブスカップに参戦するなでしこジャパンのメンバーが発表され、初のA代表招集となった[22]。 同年6月13日、2023 FIFA女子ワールドカップの代表メンバーに選出され[23]、7月26日に行われた2023 FIFA女子ワールドカップ・グループCの2試合目となるコスタリカ戦でワールドカップ初出場を果たした[24]。 2024年6月14日、2024年パリオリンピックに出場するなでしこジャパンのバックアップメンバーに選出された[25]。 人物絵を描くのが趣味で、オフには猫系のイラストを多く描いており[14]、イラスト専用のインスタグラムのアカウントを開設している。 個人成績クラブ
代表
主な出場大会
試合数
出場
ゴール
タイトルクラブ個人脚注注釈出典
外部リンク
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