京阪京都交通
京阪京都交通株式会社(けいはんきょうとこうつう)は、京都府京都市、向日市、亀岡市、南丹市、兵庫県丹波篠山市などでバスを運行する事業者で、京阪バスの子会社である。 略称は「京阪京都」。本社は京都府亀岡市篠町篠向谷10。 亀岡市からの委託で、亀岡市コミュニティバスと亀岡市ふるさとバスも運行している。 2005年7月1日に、旧・京都交通から路線バス事業全ての譲渡を受けて営業を開始した。 2008年3月1日より、高速バス、園篠線、園部八木線および当時京阪宇治バス→京都京阪バスと共同運行していた立命館大学(BKC)線(現在は撤退し京都京阪バスの単独運行となった)を除く全路線でPiTaPa、スルッとKANSAI、京阪グループ共通バスカード(現在廃止)を導入した。なおその後園篠線、園部八木線でも導入されたため、2023年現在の利用不可路線は、高速バス、龍谷大学瀬田キャンパス線、期間限定運行の美山ネイチャー号のみとなっている。 営業所(車庫)・案内所括弧内は営業所の片仮名略称
かつて存在した営業所
沿革
現行路線京阪京都交通での系統番号の正式な呼称は「X号系統」であるが、乗客への案内放送などでの社外向けの案内の一部では「号」を省略して「X系統」とすることもある。 一般路線・直通バス→詳細は「京阪京都交通亀岡営業所」および「京阪京都交通西京営業所」を参照
高速バス→詳細は「京都エクスプレス (京都 - 岡山・倉敷線)」および「京阪京都交通西京営業所 § 美山ネイチャー号」を参照
コミュニティバス→詳細は「亀岡市コミュニティバス」を参照
廃止路線高速
この他にも、初代京都交通時代には南洲号(廃止)が中山営業所担当であった。 車両当初は旧・京都交通の車両を引き継いだが、現在はほぼ存在しない。京阪京都交通を舞台とした映画「つぎとまります」(2024年公開)では撮影のために三菱ふそう・エアロスターの前後扉車(K222号車、元・京阪バスB-1939号車)を旧・京都交通の塗装に復刻させている[4]。 新車導入により、京阪バスと同じ外見・内装の車両が登場し、また、京阪バスの中古車が多数譲渡されており、外見も社紋や表記類を変更している以外は、京阪バスと同様である。よって、現在でも1990年代製造のバスが運用されている。 かつては、名鉄バス・南海バス・神戸市交通局・大阪市交通局などの中古車が多数在籍していたが、名鉄バス・大阪市交通局・南海バスからの中古車はすでに全車廃車となった。 深夜降車専用停留所2006年3月18日ダイヤ改正より、西京区の桂坂地域、および亀岡市の南つつじヶ丘地域の一部に、深夜時間帯(鉄道駅接続ターミナル発21時以降)運行便のみ停車する降車専用停留所が設置されている。 京阪京都交通の公式発表によると『バス降車のお客様の防犯の観点』がその目的である。 乗客には「おりばステーション」の名称で案内される。おりばを示す標柱などは立っていない。桂坂地域では路線が並行する京都市営バスも同様の取り扱いを行っている[5][注 2]。 七条通経由便の京都駅までの経路各方面から京都駅へ行く(京都駅前行き便)経路と、京都駅から各方面へ(京都駅前発便)の経路は異なる。詳細は下記のとおり。
脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
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