上ノ太子駅(かみのたいしえき)は、大阪府羽曳野市飛鳥にある近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線の駅。駅番号はF18。
歴史
上ノ太子付近は、後に鎌倉幕府を開いた源頼朝の先祖の河内源氏の本拠地であり、東国の武士を郎党とした八幡太郎義家の頃は、全国の武家の棟梁の地とされた。
2004年の南阪奈道路開通に伴い、片側改札から上り線にも改札とバスロータリーが作られた。
年表
駅構造
相対式2面2線ホームを持つ地平駅。有効長は4両。駅舎(改札口)は双方のホームの尺土寄りにあり、互いのホームは構内踏切で連絡している。トイレは上り線側にあり、男女別の水洗式。
古市駅管理の有人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。
のりば
利用状況
近年における1日乗降人員の調査結果は以下の通り[4]。
- 2023年11月7日:3,678人
- 2022年11月8日:3,604人
- 2021年11月9日:3,629人
- 2018年11月13日:4,528人
- 2015年11月10日:4,892人
- 2012年11月13日:4,675人
- 2010年11月9日:4,632人
- 2008年11月18日:4,502人
- 2005年11月8日:4,355人
駅周辺
羽曳野市東部をはじめとする地域は葡萄の産地で、駒ヶ谷駅から上ノ太子駅までにかけての沿線には、山の斜面にブドウ畑が広がる光景が見られる。
バス路線
鉄道駅のない太子町の最寄駅としても機能しており、太子町の自家用有償旅客運送(自家用バス使用のコミュニティバス)による「たいしのってこバス」が発着する[5]。
2023年12月20日までは金剛バスによって南口から同町各地へ向かう路線が運行されていた。もとは太子線(71番、喜志駅行)のみが発着していたが、2020年6月1日に聖和台循環線、太子中央循環線、畑・平石線が運行を開始したことで発着するバスが増加したものの、同社の事業廃止により「たいしのってこバス」に再編され、喜志駅方面への運行は廃止となった(太子町内で乗換えが必要)。
路線
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号車
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経由
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行先
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備考
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春日・畑線
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1号車
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竹内街道春日西 春日 太子町役場 六枚橋東 畑薬師山公園前
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太子カントリー倶楽部
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12月29日 - 1月3日は運休
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太子中央循環線
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2号車
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聖和台2丁目 磯長小学校前 太子町役場 山田 推古天皇陵前 葉室歴史公園前 上宮学園前 聖徳太子御廟前
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山田廻り循環
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朝夕運行
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聖和台2丁目 聖徳太子御廟前 上宮学園前 葉室歴史公園前 推古天皇陵前 山田 太子町役場 磯長小学校前
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太子廻り循環
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上ノ太子駅町内周回線
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竹内街道春日西 春日 太子町役場 山田 推古天皇陵前 葉室歴史公園前 上宮学園前 聖徳太子御廟前 聖和台2丁目
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春日廻り循環
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日中・夜間運行
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聖和台2丁目 聖徳太子御廟前 上宮学園前 葉室歴史公園前 推古天皇陵前 山田 太子町役場 春日 竹内街道春日西
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聖和台廻り循環
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隣の駅
- 近畿日本鉄道
- F 南大阪線
- ■急行・■区間急行
- 通過(ただしみかん狩り輸送時には急行・区間急行の臨時停車あり)
- ■準急・■普通
- 駒ヶ谷駅 (F17) - 上ノ太子駅 (F18) - 二上山駅 (F19)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
上ノ太子駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク