道明寺駅(どうみょうじえき)は、大阪府藤井寺市道明寺三丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)の駅。駅番号は南大阪線がF15、道明寺線がN15。
柏原駅や古市駅と並び、現在の近鉄に属する駅の中では最古の歴史を有する[1]。
利用可能な鉄道路線
歴史
駅構造
島式・単式の複合型2面3線のホームを持つ地上駅。島式ホーム(1・2番ホーム)の片方の、古市方が行き止まりとなっている線路(1番線)が道明寺線用となっている。駅舎(改札口)は3番ホーム側にあり、1・2番線ホームへは、地下道とエレベーターで連絡している[8]。ホーム有効長は南大阪線用の2番線および3番線は8両編成分、道明寺線用の1番線は2両編成分である。
藤井寺駅が管理する有人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。
のりば
- 備考
利用状況
近年における1日乗降人員の調査結果は以下の通り[10]。
- 2023年11月7日:5,854人
- 2022年11月8日:5,700人
- 2021年11月9日:5,577人
- 2018年11月13日:6,643人
- 2015年11月10日:6,345人
- 2012年11月13日:6,847人
- 2010年11月9日:7,071人
- 2008年11月18日:7,458人
- 2005年11月8日:7,623人
駅周辺
駅の南東において石川に架かる玉手橋は、1928年3月17日に大阪鉄道(大鉄)によって架橋された吊橋で、2001年10月12日に国の登録有形文化財に登録された。
当駅の南、玉手橋の西詰付近には、1934年10月15日に寿屋(現在のサントリー)道明寺工場が開設され、ブランデーの蒸留などが行われていた。2004年10月末をもって大阪工場へ整理統合される形で休止、その後解体され、跡地には2008年に邦寿会(サントリーが創業した社会福祉法人)の特別養護老人ホーム「どうみょうじ高殿苑」が開設された。
また、かつて当駅の南西方向にあった市立藤井寺市民病院(旧・道明寺病院)は、2024年3月末限りで廃院となった。
社寺・公園
その他
隣の駅
- 近畿日本鉄道
- F 南大阪線
- ■急行・■区間急行
- 通過
- ■準急・■普通
- 土師ノ里駅 (F14) - 道明寺駅 (F15) - 古市駅 (F16)
- N 道明寺線(全列車が各駅停車)
- 道明寺駅 (N15) - 柏原南口駅 (N16)
脚注
関連項目
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道明寺駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク