ハッシュドポテト
ハッシュドポテトは、細かく切ったジャガイモをまとめてやいたり、油で揚げたりした料理。ハッシュポテトとも呼ばれる[1]。また、ハッシュブラウンズ[2][3]、ハッシュドブラウンポテト[4][5]とも称される。 概要主として北米において、朝食のサイドメニューとして用いられるハッシュ・ブラウン(英: Hash browns)は、細切りあるいは角切りにしたじゃがいもをフライパンやオーブンで焼いた料理である。 日本においては、もっぱら冷凍食品として流通する工業生産品を指す。小麦粉を繋ぎとして小判型や丸型に整形されており、170℃から180℃の油で揚げるほか、オーブンやトースター、フライパンでも調理できる。そのため軽食としても利用しやすく、ファストフードやコンビニエンスストアのスナックメニューにも見られる。 炭水化物が豊富で、みじん切りにすることで表面積が増え吸油率が上がるため、揚げると油の多い非常に高カロリーな食品となる。 味付けには一般にトマトケチャップなどが用いられるが、既製品にはあらかじめ軽い塩味がついているため、調味料なしのそのままの状態でも食べられる。 名称が似ているマッシュポテト(Mashed potatoes)は、同じジャガイモ料理であることを除けば関係ない。 英語と日本語の違い英語ではもともと「Hashed brown potates」や「Hashed browned potates」(茶色の刻みジャガイモ)と呼ばれていたが、徐々に短縮され、ハッシュ(ト)ブラウンズ(Hash browns or hashed browns) となった。「ハッシュドポテト」はフライドポテトなどと同じ和製英語であるが、文法的に間違っていないので意味は通じる。 主な原産国主な原産国は、原料、製造ともにアメリカ合衆国製が多い。そのほか、国産品やカナダ製なども市場に出回る。 脚注
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