OP PICTURES+フェス(オーピーピクチャーズ プラスフェス)は、毎年夏から秋にテアトル新宿を皮切りに開催される、R15ピンク映画の祭典。オーピーフェスとも略される。
概要
ピンク映画の老舗・大蔵映画が2015年から始動した企画映画祭。基本的に成人映画館でしか公開されていなかったピンク映画作品を広めるため、エロティックな世界観はそのままに、ピンク映画という枠で制作された映画を楽しんでもらえるようR15+バージョンに再編集し特集上映する[1]。毎年夏から秋にテアトル新宿で開催され、順次テアトルグループの映画館を中心に大阪、名古屋などで開催されている。第27回(2017年度)日本映画プロフェッショナル大賞特別賞受賞。
R18作品となるピンク映画では70分という時間枠が決められているが、2016年度よりR15再編集版は上映時間を増やす作品が増え、元からR15版を制作しR18版で削るという作品も増えている。一般劇場上映のため、多くの作品はタイトルを改題(こちらが台本上のタイトルという場合も多い)して上映している[2]。
大蔵映画映像部部長・斎藤豪計によるとフィルムからデジタルに移行したことをきっかけに誕生した企画であり、成人映画館は敷居が高いという客層、特に女性客の獲得に成功しているという[3]。
プログラム
上映映画の選択は劇場によって異なる。本頁ではテアトル新宿のプログラムを基に記述。
出典
外部リンク