ぞっこんヒールズ ぬるりと解決
『ぞっこんヒールズ ぬるりと解決』(ぞっこんヒールズ ぬるりとかいけつ、英:Zokkon heels)は、塩出太志監督の日本映画。続編である『まん開ヒールズ 女の魔剣と熟女のアソコ』、2作を再編集した『胸騒ぎがする!~ヒールズ爆誕~』についても記述する。 概要2021年4月9日公開[1]。塩出太志によるピンク映画第2回作品。 特集上映「OP PICTURES+フェス2021」では2021年11月10日より『胸騒ぎがする!~ヒールズ爆誕~』のタイトルで上映[2][3]。 R15編集版は再編集によりキャストも追加され上映時間が93分に増えているほか、THE 革命キラ獣によるエンディングテーマ『超絶ゾッコン♡楽園生活』が加わっている[4]。 2021年12月31日、続編となる『まん開ヒールズ 女の魔剣と熟女のアソコ』が劇場公開[5]。『胸騒ぎがする』で追撮した部分から再構成した作品となっており、ややぶつ切りで行き当たりばったりな内容ながら、3人のキャラが立ってるゆえ許容できると批評された[6]。 ライターの切通理作は『ファミリープロット』と『ゴーストバスターズ』を合わせて、お色気をまぶしたような作品と記述している[6]。 また切通は第2作について、約20名の出演者中11名が女性であり、なおかつそのうち半分の出演者に脱ぎのシーンがないことから、「ピンク映画というよりセックスシーンのある幕の内弁当的映画」と論評した[6]。 2022年にはR-15版の続編となる『胸騒ぎがする! 〜ヒールズ・フォーエバー〜』が公開された。 2023年、Amazonプライムビデオにて『胸騒ぎがする!』のタイトルで、続編と合わせ全6話のドラマ作品として配信[7]。 2024年1月6日、R-15版である『胸騒ぎがする!~ヒールズ爆誕~』がスターボードからDVD化[8]。 あらすじ占いの苦手な占い師・松ノ木あゆみはストーカーに悩む依頼人の上野に頼まれ、催眠術がかけられない催眠術師のマキとともに上野のもとに向かう。上野のあとをつけていると自称霊媒師だという茂子が現れ、彼女がストーカーだと判断したあゆみは声をかけるが、彼女は上野が霊に憑りつかれており、除霊したかったのだと理由を告白する[9]。 しかし茂子と話すうち、彼女に霊感が全くなく、霊も見えないことがわかり、その場にいる3人は世間から自分たちがいんちき、嘘つき、ハッタリと呼ばれていることにへのうっ憤から意気投合。3人で食事に出かけると、プロレスで悪人のことをヒールということ、底辺であることから自分たちの存在を肯定するためチーム「ヒールズ」を結成する[1]。明くる日、大家から家賃を催促されたあゆみは上野を訪ね、ストーカー撃退のためと金をせびり20万を獲得。さらに食事もごちそうになるのだった。果たして世の中のヒール(heel)であるヒールズは人々のヒール(heal) となることができるのか。 登場人物
スタッフ
脚注
外部リンク |