初恋とナポリタン
『初恋とナポリタン』(はつこいとナポリタン)は、2017年7月5日に公開された日本の映画作品[1]。 概要監督・竹洞哲也と脚本家・当方ボーカル(小松公典)コンビが地方都市を舞台に女性たちの不安な心を描き、2016年12月16日に『弱腰OL 控えめな腰使い』のタイトルで成人映画として公開[2]。翌年に開催された第29回ピンク大賞で優秀作品賞を獲得。 2017年7月5日にはR15作品として再編集し、『初恋とナポリタン』のタイトルに改められ「OP PICTURES+ フェス 2017」の一本として一般上映された[3][4]。 劇中の地方都市「大里」の風景はおもに埼玉県深谷市で撮影されており[5]、パッヘルベルの「カノン」が印象的な挿入歌として使用される[5]。なお撮影時のシナリオタイトルは「恋のぬかるみ」であった。 ストーリー高校卒業後も地元にとどまり、タウン情報誌「大里CLiPS」でデザイナーの仕事をしている布野桐子。過去のつらい恋愛経験も手伝い、積極的に前に出ることができず、仕事一筋、その仕事も輝かしい未来が待っているというわけでもなく平平凡凡に30代半ばを迎えつつあった。ある日、桐子は同僚・日出美の行きつけの喫茶店で、元高校教師だという常連客・陽介と出会う。いつもナポリタンを食す陽介との会話は愉しく、陽介に会うため、同じ時間にナポリタンを食べに行くようになった[6]。この気持ちは恋なのか、何なのか。もどかしい現実を忘れるため、彼女は今日も夜を歩く。 キャスト
スタッフ
脚注
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