黒瀬町乃美尾
黒瀬町乃美尾(くろせちょうのみお)とは、広島県東広島市の大字。全域で住居表示未実施である[1]。 概要黒瀬地区市街地の東部に位置しており、町内には広島県立黒瀬高等学校などを擁する。 1990年代後半に入ると町内に広島国際大学が設置されることが決定し、整備が進められることとなった。これに伴い1998年、大学の敷地周辺を学園台(2005年以降は黒瀬学園台)として分離している[2]。そのため、黒瀬学園台の四方を囲む形になっている。 「乃美尾」という地名は、かつて当地に緑毛の亀が出現したため、これを吉祥として村名の文字に使うべしと進言した老翁による。「乃」の字は老翁が杖にもたれている様を、「美尾」は老翁の言葉に由来するとされている[3]。 正式な読み方は「のみお」であるが、「のみのお」と読まれることもある(詳細は後述)。 沿革
交通鉄道町内を山陽新幹線が通るが、駅はない。最寄り駅は東広島駅(山陽新幹線)、安浦駅(JR呉線)など。 バスJRバス中国、広電バスの路線バス及び、東広島市のコミュニティバス「黒瀬さくらバス」が利用可能である[6][7][8]。 JRバス中国広電バス
黒瀬さくらバス
道路高速道路一般国道主要地方道一般地方道施設
読み方について先述の通り、大字としての正式な読み方は「のみお」であるが、当地周辺を指す際に「のみのお」という読みが用いられる事例も散見される。乃美尾小学校や乃美尾バス停などは正式な読み方が「のみのお」となっており、表記揺れが見られる[9][10]。 学区公立小学校に通学する場合、上黒瀬小学校もしくは乃美尾小学校に通学することになる。いずれに入学した場合でも、進学先の中学校は黒瀬中学校である[11]。 面積2020年時点での面積は7.262523161km2である[12]。 世帯数・人口2024年10月末での世帯数は1016世帯、人口は1928人である[13]。 脚注注釈出典
参考文献
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