鈴木裕樹

すずき ひろき
鈴木 裕樹
生年月日 (1983-10-03) 1983年10月3日(41歳)
出生地 日本の旗 日本 岩手県
身長 180 cm[1]
血液型 O型[1]
職業 俳優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 2004年 -
配偶者 あり
事務所 ワタナベエンターテインメント
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
テレビドラマ
獣拳戦隊ゲキレンジャー
警視庁・捜査一課長』シリーズ
鉄神ガンライザーNEO』シリーズ
映画
テニスの王子様
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鈴木 裕樹(すずき ひろき、1983年10月3日 - )は、日本俳優

ワタナベエンターテインメント所属。同事務所の男性俳優集団D-BOYSのメンバーである。

略歴

岩手県北上市出身[1]小学校教員を目指し、大学で児童教育を学んでいた[2]。大学1年生のときに高校時代の友人とお笑いコンビ「ロードナイン」を結成して仙台市で活動するも、半年ほどで解散[3][2]

その後に役者を志し、2004年に大学を休学し上京[4][2]。同年7月にD-BOYSオーディションに合格し、12月に舞台『ミュージカル・テニスの王子様』の大石秀一郎役でデビュー[5][2]、同時にD-BOYSのメンバーとなる。

2007年スーパー戦隊シリーズ獣拳戦隊ゲキレンジャー』の主役・漢堂ジャン / ゲキレッドを演じ[2]、テレビドラマ初主演。

2008年8月21日、D-BOYSを代表して岩手・宮城内陸地震への義援金を、地元の岩手県庁に贈呈[6]

2011年、『海賊戦隊ゴーカイジャー』第7話にて、3年振りに漢堂ジャン役でゲスト出演。

2020年12月16日、前日の12月15日に一般女性と結婚したことを所属事務所が発表[7]

人物

趣味はサッカーとイラスト、特技は1分間に100回腕立て伏せができること[8]。サッカーは小学3年生から始め、中学、高校を通してサッカー部に所属。ポジションはGK。小学生時代ドッジボールが上手だったことから任された。

漢字検定2級を取得している[9]

仲の良いD-BOYSのメンバーは荒木宏文和田正人。元メンバーの加治将樹足立理とも仲が良い。特に荒木とは『獣拳戦隊ゲキレンジャー』で敵味方に分かれながら共演しており、鈴木は普段の仲が良いからこそ遠慮なく演じることができたと述べている[2]。また、同作品で一番印象に残っているものとして、第45話での荒木との格闘シーンを挙げている[2]

お笑いコンビとしての活動は友人からの誘いによるものであったため、自身に芸人を続けようという強い覚悟がなかったことが解散の理由だったという[2]。しかし、このことをきっかけに自身が本当にやりたいことを考えるようになり、役者を志すようになった[2]

『ゲキレンジャー』のオーディションでは、漢堂ジャンの特殊なキャラクターに他の候補者は戸惑っていたが、鈴木はフィーリングを理解することが出来て、採用に至ったことを語っている[2]。放送後は、共演の伊藤かずえやファンの保護者などからジャンと子供を重ね合わせる意見を聞くようになり、自身の役作りが成功していると確信したという[2]

『ゲキレンジャー』はカンフーをモチーフとしていたため、自ら変身前のアクションを増やすことを要望し、他の共演者とともにアクションを常に練習していたという[2]。撮影においても、ゲキレッド役スーツアクターの福沢博文から教えられた殺陣を次のシーンで取り入れるなど、現場でアクションを組み立てることに精力的だった[2]

出演

テレビドラマ

映画

オリジナルビデオ

舞台

バラエティ

配信ドラマ

ラジオ

  • D-RADIO BOYS SUPER feat.鈴木裕樹 荒木宏文(2011年10月 - 12月、bay-fm

CM

作品

映像ソフト

写真集

脚注

注釈

  1. ^ 劇中ドラマ『犯罪刑事』に出演。

出典

  1. ^ a b c 公式プロフィール.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m スーパー戦隊21st 7 2017, pp. 14–15, 「SPECIAL INTERVIEW VOL.07 鈴木裕樹」
  3. ^ 『百年の時計』で爽やかな運転手役を好演、鈴木裕樹のひねくれ者(?)の素顔
  4. ^ “【D-BOYS 役者魂】夢は「自分の覚悟次第」 鈴木裕樹(1/4)”. MSN産経ニュース. (2011年1月13日). オリジナルの2011年1月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110119200515/http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110113/ent11011317420100-n1.htm 
  5. ^ “D-BOYS 役者魂】夢は「自分の覚悟次第」 鈴木裕樹(2/4)”. MSN産経ニュース. (2011年1月13日). オリジナルの2011年1月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110121070519/http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110113/ent11011317420100-n2.htm 
  6. ^ “イケメン集団D-BOYSが岩手・宮城内陸地震に義援金500万を贈呈”. ORICONSTYLE. (2008年8月22日). https://www.oricon.co.jp/news/57481/full/ 
  7. ^ “俳優の鈴木裕樹さんが結婚「ずっと笑わせたい」”. 産経ニュース (産経新聞社). (2020年12月16日). https://www.sankei.com/article/20201216-QYA7POHUNVMHRCVM5UXOTQQH7E/ 2020年12月16日閲覧。 
  8. ^ ゲキレンジャー・インタビュー「第22回 鈴木裕樹」. 東映ヒーローネット.
  9. ^ ジャンル別検索:資格〈語学検定関連〉”. ワタナベエンターテインメント. 2015年3月26日閲覧。
  10. ^ “「警視庁・捜査一課長season5」の放送決定、内藤剛志「熱い場所に立てることが幸せ」”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2021年3月9日). https://natalie.mu/eiga/news/419295 2021年3月9日閲覧。 
  11. ^ キャスト”. テレビドラマ『警視庁・捜査一課長 スペシャル』公式サイト. テレビ朝日. 2024年4月18日閲覧。
  12. ^ 電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦”. WEBザテレビジョン. 2022年1月4日閲覧。
  13. ^ 劇場版 炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー”. WEBザテレビジョン. 2022年1月4日閲覧。
  14. ^ a b “映画「漆黒天」に小宮有紗、松田凌、長妻怜央ら11名出演!舞台キャストも解禁”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年2月24日). https://natalie.mu/eiga/news/466924 2022年2月26日閲覧。 
  15. ^ 当初出演予定だった中村優一の降板による代役。
  16. ^ 『関数ドミノ』開幕!瀬戸康史、柄本時生らが前川知大の代表作で見せる“人間ドラマ”. SPICE. 2022年1月4日閲覧。
  17. ^ TEAM NACS伝説の舞台『LOOSER~失い続けてしまうアルバム~』が崎山つばさ主演で帰ってくる”. SPICE. 2022年1月4日閲覧。
  18. ^ 朗読劇「ドラゴン桜」に高崎翔太、LIZA、鈴木裕樹、馬場良馬ら”. ステージナタリー. 2022年1月4日閲覧。
  19. ^ 「舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵-大坂冬の陣-」 鈴木裕樹、姜暢雄、松村雄基ら追加キャストのビジュアルが解禁”. SPICE. 2022年1月4日閲覧。
  20. ^ ステージナタリー編集部 (2021年10月22日). “朗読活劇「信長を殺した男」平野良・鈴木裕樹らの和装姿収めたビジュアル公開”. ステージナタリー (ナターシャ). https://natalie.mu/stage/news/450440 2023年7月29日閲覧。 
  21. ^ 「舞台版 マーダー☆ミステリー ~探偵・斑目瑞男の事件簿~」に鈴木裕樹ら”. ステージナタリー. 2022年1月4日閲覧。
  22. ^ ステージナタリー編集部 (2022年1月10日). “劇団時間制作「うるうる」再演、恵比寿の新劇場で上演”. ステージナタリー (ナターシャ). https://natalie.mu/stage/news/461078 2023年7月29日閲覧。 
  23. ^ ステージナタリー編集部 (2022年3月5日). “童話作家と青年の純愛描く、霧矢大夢・多和田任益ら出演「薔薇と海賊」開幕”. ステージナタリー (ナターシャ). https://natalie.mu/stage/news/468300 2023年7月29日閲覧。 
  24. ^ ステージナタリー編集部 (2022年12月13日). “OFFICE SHIKA MUSICAL「私は怪獣」スタート、DVD・Blu-ray化も決定”. ステージナタリー (ナターシャ). https://natalie.mu/stage/news/504907 2023年7月29日閲覧。 
  25. ^ ロンドンコメディ Run For Your Wife”. アーティストジャパン. 2023年7月29日閲覧。
  26. ^ アニメ「歌舞伎町シャーロック」舞台化、新木宏典・鈴木裕樹がシャーロックとワトソンに”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年1月19日). 2024年1月19日閲覧。
  27. ^ エーステACT3!の詳細明らかに、前後期のロングラン公演で初代リーダーズ&劇団百花が初登場”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年11月4日). 2024年11月4日閲覧。
  28. ^ “熱も毒も満載、宅間孝行が自主制作ドラマ「THE BAD LOSERS」をネット配信”. ステージナタリー (ナターシャ). (2020年8月25日). https://natalie.mu/stage/news/393461 2020年8月26日閲覧。 

参考文献

  • 『スーパー戦隊 Official Mook 21世紀 vol.7 獣拳戦隊ゲキレンジャー講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2017年10月10日。ISBN 978-4-06-509518-8 

外部リンク