清風山信号場

清風山信号場
信号場構内(2010年3月)
せいふうざん
Seifūzan
(10.0 km) 占冠
地図
所在地 北海道勇払郡占冠村字ニニウ2953
北緯42度57分0秒 東経142度18分29秒 / 北緯42.95000度 東経142.30806度 / 42.95000; 142.30806座標: 北緯42度57分0秒 東経142度18分29秒 / 北緯42.95000度 東経142.30806度 / 42.95000; 142.30806
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 石勝線
キロ程 67.3 km(南千歳起点)
電報略号 セサ
駅構造 地上
ホーム 2線(乗降設備なし)
開業年月日 1981年昭和56年)10月1日[1]
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清風山信号場(せいふうざんしんごうじょう)は、北海道勇払郡占冠村字ニニウにある北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線信号場である。電報略号セサ[2]事務管理コードは▲132143[3]

歴史

1966年昭和41年)に紅葉山線(現在の石勝線新夕張駅 - 占冠駅間)の建設が認可された際に、ニニウの名称で旅客も扱う停車場として設置が計画されていた[4][5]。近辺には陸の孤島とも称されたニニウの集落があったが、石勝線の開業前に大多数が離村してしまい[6]、自治体との協議を受けて、信号場として開業となった経緯を持つ[7]

年表

構造

南千歳方から新得方に向かって左手から下り本線、上り本線の2線を有する単線行き違い型信号場[10]。このほかそれぞれの進行方向に安全側線を設け、両方の分岐器スノーシェルターで覆っている[10]

周辺

上述の通り集落は消滅している。ニニウ地区の住民は、2世帯が残るのみである。

石勝線開通後、信号場構内の南千歳方で立体交差する形で道東自動車道が建設された(2011年開通)。ほかは林が広がる。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
石勝線
新夕張駅 (K20) - (楓信号場) - (オサワ信号場) - (東オサワ信号場) - (清風山信号場) - *鬼峠信号場 - 占冠駅 (K21)
*打消線は廃止信号場

脚注

  1. ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、15頁。 
  2. ^ “道央の新しい動脈 石勝線 プロフィールと撮影ガイド”. 鉄道ジャーナル 16 (1(通巻179)): 22-27. (1982-01-01). 
  3. ^ 日本国有鉄道旅客局 編『日本国有鉄道 停車場一覧』日本国有鉄道、1985年9月20日、189頁。doi:10.11501/12065988ISBN 4-533-00503-9https://dl.ndl.go.jp/pid/12065988 
  4. ^ 名羽線および紅葉山線の工事実施計画認可」『運輸公報』第873号、運輸省大臣官房、1966年7月26日、307頁、doi:10.11501/96458852022年6月6日閲覧 
  5. ^ 岩田伸雄 (1974-01). “石勝線建設の工事現況” (PDF). 建設の機械化 (日本建設機械化協会) 20 (287): pp.11-17. オリジナルの2018-09-17時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180917143240/http://jcma.heteml.jp/bunken-search/wp-content/uploads/1974/jcma-1974_01.pdf. 
  6. ^ 令和元年度 村勢要覧 - 占冠村
  7. ^ 『石勝線建設工事誌』日本鉄道建設公団札幌支社、1982‐03、334頁。doi:10.11501/12653289 
  8. ^ 藤島, 茂「JR北海道における130km/h高速化」『鉄道と電気技術』第8巻第4号、日本鉄道電気技術協会、1997年3月、68-71頁、doi:10.11501/3314045ISSN 0915-9231 
  9. ^ 石勝線 清風山信号場構内で発生した列車脱線事故について” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2011年5月28日). 2022年4月30日閲覧。
  10. ^ a b 渡辺節雄 (1981-12). “国鉄・石勝線の開業について”. 鉄道ピクトリアル (電気車研究会) 31 (12): pp.13-18. doi:10.11501/3294531. ISSN 0040-4047. 

関連項目