次の足跡
『次の足跡』(つぎのあしあと)は、AKB48の3rdオリジナル・アルバム[注 1]。2014年1月22日にキングレコードから発売された。 概要キャッチコピーは、「僕たちの足跡は、先にある」。 オリジナル・アルバムとしては、『1830m』以来1年5か月ぶり3作目となる。「Type A」、「Type B」、「劇場盤」の3タイプでの発売で、収録曲、ジャケットがそれぞれ異なる。また、「Type A」のみDVDなどが付いた「初回限定盤」も発売される。 「Type A」、「Type B」は前作同様CD2枚組で、Disc 1には『真夏のSounds good !』から『恋するフォーチュンクッキー』までのシングル7枚の表題曲と劇場盤のみに収録されていたカップリング曲を収録。Disc 2はタイプごとに収録曲が異なり、新曲、CD初収録曲が各タイプ9曲ずつ収録される。「劇場盤」はCD1枚となり、Disc 1の収録曲と劇場盤のみの楽曲が1曲収録される。 2013年12月21日に横浜スタジアムで開催された握手会イベントにてタイトルが発表された。収録されている全37曲中36曲の作詞は総合プロデューサーの秋元康が、楽曲の編曲は野中"まさ"雄一がほぼ半数を担当。 第29回日本ゴールドディスク大賞アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽部門)を受賞した[4]。 アートワーク
チャート成績2014年2月3日付オリコン週間アルバムチャートにおいて初登場1位を記録した。初週売上枚数は約96万2000枚で、前作『1830m』(約87万1000枚)を10万枚近く上回る自己最高記録となった。AKB48のアルバムの1位獲得は、『ここにいたこと』から3作連続・通算4作目となる。3作連続1位獲得は、日本の女性グループのオリジナルアルバムではSPEED以来14年1か月ぶりのことである[5]。 その後、同年2月6日付オリコンデイリーアルバムチャートにおいて売上枚数100万枚を突破した。シングルでの15作連続通算16作目のミリオン記録と共に、アルバムでも2作連続通算2作目の達成となった。発売16日目のミリオン突破は、前作の33日目を上回り、デビュー9年目で自己最速記録[6]。また、日本の男女グループ・ソロを通じてアルバムが100万枚を突破したのは、2012年9月24日付でAKB48が前作で記録して以来1年5か月ぶり。女性アーティストによるアルバム2作連続ミリオンは、倖田來未以来6年8か月ぶり。女性グループではSPEED以来15年1か月ぶりの快挙となった。さらにアルバム発売から3週以内の短期間でのミリオン達成も、嵐が発売3週目に『5×10 All the BEST! 1999-2009』で記録して以来4年5か月ぶりであった[6]。 AKB48はこのアルバムで年間1位を達成[2]。シングル年間1位との2冠を達成した。 収録曲シングル曲の序数は配信限定シングルだった『Baby! Baby! Baby!』を含むメジャーシングルの通算数。ただし、配信限定の「誰かのために -What can I do for someone?-」はシングル曲としての配信ではないため含まれない。2013年10月30日発売の「ハート・エレキ」と同年12月11日発売の「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」はカップリング曲を含め未収録であり、アルバム次回作に持ち越された。 →シングル収録曲の解説については「AKB48の関連作品」を参照
Type ACD(Disc 1)
CD(Disc 2)
DVD(初回限定盤のみ)
特典(初回限定盤のみ)
Type BCD(Disc 1)
CD(Disc 2)
劇場盤CD
封入特典
選抜メンバー所属チームは発売時点 After rain(センター:大島優子、渡辺麻友)
強さと弱さの間で(センター:秋元才加) スマイル神隠し「てんとうむChu!」名義 (センター:小嶋真子) 僕は頑張る(センター:川栄李奈)
ぽんこつブルース(センター:島崎遥香、松井珠理奈)
散ればいいのに…(センター:大和田南那) SNH48によるカバー
AKB48の姉妹グループであるSNH48は、当アルバムの収録曲「After rain」を「雨季之後」のタイトルでカバーしている。このカバー曲は、グループの7作目のEPとして発売された。2015年3月28日発売された。 歌詞はサビの決め台詞以外は秋元の詞を中国語に翻訳したものとなっている。楽曲のセンターポジションは莫寒、メインボーカルは莫寒、馮薪朶、王璐。 楽曲のEP盤には、特典として生写真1枚(83枚中からランダムで1枚)、握手会参加券。 EP収録トラック
選抜メンバー→カップリング曲の歌唱メンバーは下記と異なる。詳細については「SNH48の楽曲一覧」を参照
脚注注釈出典
外部リンク
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