吉田朱里
吉田 朱里(よしだ あかり、1996年〈平成8年〉8月16日[4] - )は、日本のタレント、ファッションモデル、コメンテーター、コスメプロデューサー、コスメレビュアー、YouTuber[5]、元アイドル。女性アイドルグループ・NMB48の元メンバー(1期生)。派生ユニット・女子力選抜「Queentet」のメンバー。『Ray』の専属モデルである[6]。大阪府出身。KYORAKU吉本.ホールディングス、Showtitleを経て吉本興業所属。大阪観光大使。 略歴2010年9月20日、『NMB48オープニングメンバーオーディション』(応募総数7,256名、最終合格者26名)に合格し、同年10月9日、『Visit Zooキャンペーン応援プロジェクト AKB48 東京秋祭り supported by NTTぷらら』においてNMB48第1期研究生26名の1人として初お披露目[7]。 2011年1月1日、NMB48劇場のこけら落しとして、『NMB48 1期生「誰かのために」』公演が開催され、選抜メンバー16名のうちの一人として劇場公演デビュー[8]。同年3月10日、NMB48第1期研究生25名の中から16人のうちの1人としてチームNを結成[9]。 2011年9月4日、本人からの申し出により無期限の活動謹慎となる[10]。2012年1月15日、運営事務局より復帰に関する投票が、1月15日 - 1月21日に実施されることが発表[11]。同年1月24日の劇場公演にて投票結果が発表され、賛成票が過半数を越え復帰が決定し[12]、2月23日に活動を再開[Blog 1]。 2013年5月22日発売のAKB48 31stシングル「さよならクロール」のアンダーガールズに選出された後、同年5月から6月にかけて実施された『AKB48 32ndシングル 選抜総選挙』では50位、フューチャーガールズに選出された[Blog 2]。 2014年5月から6月にかけて実施された『AKB48 37thシングル 選抜総選挙』では72位、アップカミングガールズに選出された[Blog 3]。 2015年5月から6月にかけて実施された『AKB48 41stシングル 選抜総選挙』では64位、フューチャーガールズに選出された[Blog 4][13]。 一時期の吉田は、次世代メンバーの台頭などのためにNMB48の中で立ち位置に悩み、「グループを辞めたい」と思ったこともあったが、Twitterで投稿していたメイク動画が好評であったこともあり、得意な美容ネタを活かし[14]、2016年2月2日、YouTubeに個人の公式チャンネルを開設し、アイドル兼YouTuber宣言をした[15][16]。同年の『AKB48 45thシングル 選抜総選挙』では77位だったが[17]、12月の第67回NHK紅白歌合戦で実施された「夢の紅白選抜」では6位に躍進した[18]。YouTubeでの女子力動画を通した自力でのポジション確立により、多くの女性ファンを取り込むことに成功した[14]。 2017年より、前年10月18日に発表された「大組閣」によりチームMへ異動[19]。同年3月15日発売のAKB48の47thシングル「シュートサイン」で、AKB48のシングル表題曲における初選抜となった[20]。同年5月から6月にかけて実施された『AKB48 49thシングル 選抜総選挙』では16位で、昨年から大幅ランクアップし選抜入りを果たした[21][22]。同年7月18日、自身初のフォトブック『NMB48 吉田朱里ビューティーフォトブックIDOL MAKE BIBLE@アカリン』を主婦の友社から発売[23]。 2018年より、女性ファッション誌『Ray』の専属モデルを務める[6]。2019年3月号において初の単独表紙を飾った[24]。またこの頃には派生ユニット『Queentet』(クインテット)を結成。吉田と渋谷凪咲、村瀬紗英、太田夢莉、植村梓の5人でスタートしたが[25]、同年暮れに植村が活動辞退したため[26]、以降は4人で活動を継続している。(吉田のNMB48卒業後も、Queentetの活動は続けている。) 2018年5月から6月にかけて実施された『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』では14位で、2年連続での選抜入りとなった[27]。 2018年12月、自身にとって3冊目となるビューティーフォトブックの付録である「うるぷるティントリップ」が10代から20代の女子にクチコミとして広まり、商品化を期待するコメントが多く寄せられた[28]。 2019年に日本で開催されるG20大阪サミット(金融世界経済に関する首脳会合)のロゴマーク募集で、審査委員を務める[29]。 2019年3月1日よりチームNへ異動[30]。 2019年4月、アパレルブランド『Amiuu wink』を立ち上げた[31](2020年12月で終了)。さらに、前述したうるぷるティントリップへの賞賛の声に応える形で、コスメブランド『B IDOL』も立ち上げた[28]。製品の1つであるつやぷるリップの累計販売個数は1年で150万個を突破し、@cosmeベストコスメアワード2019下半期リップ新人賞を受賞するなど、高い人気を誇っている[32][33]。
2020年8月16日、24歳の誕生日に自身のYouTubeチャンネルの生配信でNMB48からの卒業を発表した[34][31]。10月24日、大阪城ホールで卒業コンサート「さよならピンクさよならアイドル」を開催[35]。この中で、アイドル人生10年間をつづった書籍を発売予定で、目下執筆中であることを発表した[35]。 2020年11月18日に卒業シングルとなるNMB48の24枚目シングル「恋なんかNo thank you!」が発売[36]。自身初の表題曲センターを務めた[36]。 2020年11月30日の卒業公演をもってNMB48を卒業予定であったが、体調不良により延期となった[37]。吉田は新型コロナのPCR検査は陰性であったが[37]、同期の白間美瑠が新型コロナに感染したことが同日発表された[38]。その後同年12月21日、NMB48劇場で卒業公演が開催され、これをもって吉田はNMB48メンバーとしての活動を終えた[39][40]。 2021年1月16日、オフィシャルファンクラブ「アカリンルームシェア」開設。 2022年5月30日、大阪観光大使に就任。 2023年8月16日、自身の誕生日にShowtitleから吉本興業に移籍することを発表[41]。 2024年1月29日に、ファースト写真集『#peach』(ピーチ)と『#rouge』(ルージュ)を2冊同時に発売[42]。2月17日には発売記念イベントが開催された[43]。 2024年4月6日、結婚したことを報告し、仕事は継続する予定であることをファンに報告した[44]。 人物愛称は、アカリン[注 1][45]であるが、SKE48の須田亜香里との愛称が一緒なので吉田のほうはカタカナで表記されることが多い[46]。「朱里」という名前の由来は、字数が良かったからであり、当初「あやの」とどちらにするか迷ったが、最終的に「あかり」になった[Blog 5]。極めて女子力が高いということから、山本彩から「女子力のバケモノ」と呼ばれていた[14][23][47]。キャッチフレーズは、「あかりをつけましょ、みんなのハートにイェイ!!イェイ!! みーんなのハートにあ・か・りを灯したい、アカリンこと吉田朱里です」[Blog 6]。後輩の面倒見もよく、吉田を慕うメンバーも多い。 自身の長所は、ポジティブなところであると自己分析している[48]。趣味は、メンバーとハグすること[48]。好きな食べ物は梅、焼肉、カニカマ、プリン[49]。 動画共有サービス・YouTubeに公式チャンネルを有している[15]。個人でのチャンネル開設は、AKB48グループの現役メンバーでは元SKE48の松村香織に次いで2人目である。内容については、「アカリンの女子力動画」という、自ら撮影と編集を行ったメイクやヘアアレンジを紹介する動画を配信している。吉田によると、元々男性のファンが多いため男性が何度も動画を見てくれているのかと思っていたが、解析データを見てみると、実際は女性ばかりだったという[50]。第67回NHK紅白歌合戦で実施された「夢の紅白選抜」で6位に躍進したことについて、山本彩はYouTubeを通じた独自のファン層の投票があったからではないかと分析している[18]。YouTubeのチャンネル登録者数は2020年8月時点で80万人を突破している[34]。 NMB48憧れの先輩は元AKB48の板野友美[51]と小嶋陽菜[52][Blog 7]。NMB48メンバーでの推しメンは矢倉楓子[Blog 8]。 2020年11月21日からは、第7期研究生出演による自身のプロデュース公演がNMB48劇場で行われている。公演名の『Will be idol』(ウィル・ビー・アイドル)は、「(7期生に)アイドルとして成長してほしい」という自身の願いが込められている[53][Blog 9]。なお先述の卒業公演も同名のタイトルで開催されたが[Blog 10]、7期研究生全員の出演はなかった[39][40]。 2021年8月15日に大阪城ホールで行われた『白間美瑠卒業コンサート〜みるるん、さるるん、ありがとう♡〜』で渡辺美優紀と共にサプライズ出演し、1期生として最後の在籍者となった白間と共に「投げキッスで撃ち落せ!」を歌唱した[注 2]。 NMB48での参加楽曲シングル選抜楽曲NMB48名義
AKB48名義
アルバム選抜曲NMB48名義
AKB48名義
その他の参加楽曲劇場公演ユニット曲
作品ミュージック・ビデオ出演→NMB48としての出演については「NMB48 § 出演」を参照
テレビドラマ
バラエティ
映画
ラジオ
特別番組
ネット配信CM・広報
ミュージック・ビデオ
イベント
ファッションショー
プロデュースNMB48劇場公演
その他書籍フォトブック
写真集
エッセイ
雑誌連載
Web連載関連書籍
受賞歴
脚注注釈出典
ブログ
外部リンク
|