揚州 (江蘇省)

揚州(ようしゅう)は、中国にかつて存在した

魏晋南北朝時代

南朝宋により設置された南兗州を前身とする。北斉により東広州南朝陳により南兗州北周により呉州と改称された。

隋代

隋代が成立すると呉州が設置され7郡16県を管轄した。589年開皇9年)に南徐州が廃止され呉州に統合されている。598年(開皇18年)に揚州と改称、605年大業元年)には楚州滁州方州が廃止され揚州に統合されている。607年(大業3年)には郡制施行に伴い揚州は江都郡と改称され、下部に16県を管轄した。隋代の行政区分に関しては下表を参照。

隋代の行政区画変遷
区分 開皇元年 区分 大業3年
呉州 楚州 滁州 方州 南徐州 揚州 江都郡
広陵郡 海陵郡 山陽郡 塩城郡 神農郡 盱眙郡 淮陰郡 陽平郡 東莞郡 新昌郡 北譙郡 六合郡 石梁郡 東海郡 晋陵郡 丹陽郡 江陽県
江都県
海陵県
寧海県
山陽県
塩城県
高郵県
盱眙県
安宜県
清流県
全椒県
六合県
永福県
延陵県
曲阿県
句容県
広陵県
江陽県
海陵県
建陵県
如皋県
寧海県
山陽県 塩城県 高郵県
竹塘県
三帰県
臨沢県
盱眙県
考城県
直瀆県
陽城県
淮陰県 安宜県
石鱉県
- 頓丘県
高塘県
楽鉅県
北譙県
西譙県
豊楽県
尉氏県
堂邑県
方山県
石梁県 丹徒県
曲阿県
蘭陵県
延陵県 句容県

脚注


関連項目