岐阜東バイパス

一般国道
国道156号標識国道248号標識
岐阜東バイパス
国道156号バイパス
路線延長 13.4 km[1]
起点 岐阜県羽島郡岐南町
主な
経由都市
岐阜市
終点 岐阜県関市
接続する
主な道路
記法
国道21号岐大バイパス
国道22号名岐バイパス
国道248号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
岐阜東バイパス (岩戸トンネル付近)
岐阜県岐阜市宝来町

岐阜東バイパス(ぎふひがしバイパス)は、岐阜県羽島郡岐南町八剣から同県関市山田の13.4km(予定)に建設、供用されている[2]国道156号バイパス道路である[1]

2020年令和2年)現在、岐南町八剣から岐阜市岩田西までの約9kmが開通している。

背景

昭和40年代から、岐阜市と中濃地区(関市美濃市)を結ぶ国道156号は、年々増加する自動車通行量に対し、道路規格が脆弱化した。また、隣接して名鉄美濃町線(現在は廃線)があり、道路拡張も困難であった。これを救済するため、建設省(現在の国土交通省)が建設したバイパスである。

区間

建設区間は、3つの地区に分けられた。それぞれの概要は次のとおり[2]

1工区

  1. 区間:岐南町八剣 - 岐阜市東興町の3.1km
  2. 道路規格:第4種第1級
  3. 設計速度:60km/h

2工区

  1. 区間:岐阜市東興町 - 同市日野南の3.6km
  2. 道路規格:第3種第1級
    • 岐阜市東興町 - 同市日野南(岐阜県道77号岐阜環状線(岐阜環状線)交点):4車線(岩戸トンネル)
    • 岐阜市日野南(岐阜環状線交点) - 同市日野南(日野南5丁目東交差点):暫定2車線、地上を走行。日野南5丁目東交差点で、3工区と現道が分岐する。
      • 2013年平成25年)10月19日の3工区開通までは、カーブして現道の日野南6交差点に接続していた。
      • 3工区開通時に日野南5交差点 - 日野南5丁目東交差点(厳密には3工区の日野東4丁目交差点)間が4車線化している。
  3. 設計速度:80km/h

3工区

  1. 区間:岐阜市日野南 - 関市山田の6.7km(予定)
  2. 道路規格:第3種第1級
    • 岐阜市日野南 - 同市岩田西(約2.3km)(舟伏山トンネル:1001m):暫定2車線(日野南5丁目東交差点 - 日野東4丁目交差点間は開通当初より4車線)
    • 岐阜市岩田西 - 関市山田:未開通
  3. 設計速度:80km/h

沿革

年表[2]

  • 1971年昭和46年):1工区、2工区事業化。
  • 1974年(昭和49年):1工区着工。
  • 1986年(昭和61年):2工区着工。
  • 1988年(昭和63年)6月:1工区全線2車線開通(一部4車線)。
  • 1990年平成2年)11月:2工区2車線開通。
  • 1994年(平成6年):3工区事業化。
  • 2008年(平成20年)3月:1工区6車線化。
  • 2008年(平成20年)3月:2工区(岐阜市東興町 - 同市日野南(岐阜環状線交点)(岩戸高架橋・岩戸トンネル))4車線化。
  • 2008年(平成20年):3工区(岐阜市日野南 - 同市岩田西)着工。
  • 2013年(平成25年)10月19日:3工区(岐阜市日野南 - 同市岩田西)2車線開通。
  • 2020年令和2年)11月15日:3工区(岐阜市岩田西 - 関市山田)着工[1]

脚注

出典

  1. ^ a b c 国道156号岐阜東バイパス、未開通区間が起工”. 岐阜新聞Web. 岐阜新聞社 (2020年11月16日). 2020年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月30日閲覧。
  2. ^ a b c 国道156号岐阜東バイパス|改築事業”. 国土交通省 中部地方整備局 岐阜国道事務所. 2020年7月14日閲覧。

外部リンク