別所町 (さいたま市)
別所町(べっしょちょう)は、埼玉県さいたま市北区の町名。現行行政地名は別所町のみ。丁目を持たない単独町名である。住居表示未実施地区[4]。郵便番号は331-0821[2]。本項では、別所町の前身である大字大谷別所(おおやべっしょ)や、かつて同地域に存在した別所村(べっしょむら)→大谷別所村(おおやべっしょむら)についても述べる。 地理さいたま市北区北部の概ね大宮台地上に位置する。吉野町・宮原町・奈良町、上尾市西宮下・同栄町・同向山・同大字大谷本郷と隣接する。町域の概ね西端を鴨川が流れる。また、逆川が台地を開析しながら流れ、奈良町との境界を成している。全体的に市街化区域に指定されている[5]が、鴨川付近が市街化調整区域に指定されている。地内の土地利用は主に住宅地で、生産緑地地区が地内に点在する[5]。 地価住宅地の地価は、2021年(令和3年)1月1日の公示地価によれば、別所町17番7の地点で11万8000円/m2となっている[6]。 歴史もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡大谷領に属する別所村で、古くは水判土荘に村域が属していたと云われている[7]。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では207石余(田96石余、畑90石余、山高20石余)、『元禄郷帳』および『天保郷帳』では257石余であった[7]。助郷は中山道上尾宿に出役していた[7]。化政期の世帯数は37軒で、村の規模は東西10町余、南北18町余であった[7][8]。
世帯数と人口2017年(平成29年)9月1日時点の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[16]。
交通鉄道東部を東日本旅客鉄道(JR東日本)高崎線が南北に通るが駅はない。最寄り駅は同線宮原駅で、別所町17番7の地点からおよそ1.8 kmの位置にある[6]。宮原駅 - 上尾駅間に新駅を設置する構想がある[17]が、設置に向けた具体的な動きは今のところない。 →「高崎線 § 新駅構想」も参照
道路
地域公園・緑地
施設
脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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