櫛引町 (さいたま市)
櫛引町(くしひきちょう)は、埼玉県さいたま市の町名。現行行政地名は櫛引町一丁目及び櫛引町二丁目。櫛引町一丁目が大宮区、櫛引町二丁目が北区に属する。いずれも住居表示未実施地区[3]。郵便番号は330-0851(一丁目)、331-0825(二丁目)。 地理さいたま市中北部の大宮台地上に位置し、町域の西部から東部に向かって緩やかに傾斜している。切敷川を挟んだ大成町と同様に南北に細長い町域を有し、町域の中央を櫛引通[4]が縦断する。大成町[5]、北区日進町、大宮区上小町・三橋と隣接する。地内は市街化区域で主に住宅地(第一種住居地域[6])である。 地価住宅地の地価は2015年(平成27年)1月1日の公示地価によれば大宮区櫛引町1丁目582番8の地点で17万9000円/m2、北区櫛引町2丁目453番3の地点で15万4000円/m2となっている[7]。 歴史もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡大宮領に属する櫛引村で、古くは中世末期頃より存在した高鼻荘に属していた[8]。櫛引は『武蔵国田園簿』や『元禄郷帳』では串引とも称された。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では150石(田51石余、畑98石余)、『元禄郷帳』では150石、『天保郷帳』では227石余であった[8]。助郷は中山道大宮宿に出役していたが、正徳・安永年間は日光御成街道大門宿にも出役していた[8]。化政期の戸数は40軒で、村の規模は東西3町、南北15町余であった[8][9]。
櫛引村に存在していた小字
地名の由来丘が長く連なる高まりのことを「クシ」と呼んでいた。当地も台地由来の高まりが南北に長く連なっていて、その様子から地名が付けられたと思われている[8]。 世帯数と人口2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[18]。
交通鉄道町内には鉄道は敷設されていない。日進駅・鉄道博物館駅・大宮駅が利用できる。 道路
施設
脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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