初石駅
初石駅(はついしえき)は、千葉県流山市西初石三丁目にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の駅である。駅番号はTD 21。 歴史
駅名の由来江戸時代に新しく開墾された農村地帯(新田)であったために、この辺一帯は「青田新田」「初石新田」と呼ばれていた。そこから「新田」をとって「初石」と命名された[8]。 駅構造相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。駅舎は大宮方面ホーム側にあり、柏方面ホームとは跨線橋により連絡している。跨線橋にはエレベーターが併設されており、のりばのドアの色は1番線が赤、2番線が青である。かつては柏方面ホームに3番線があったが、後に撤去され、架線復旧用資材置場として使われていた。 駅出入口柏寄りにスロープが設置されている。 トイレは大宮方面ホーム側にあり、オストメイト対応器具を備えた多機能トイレを併設する。 のりば
橋上駅舎化流山市によって、橋上駅舎化・自由通路新設が事業化されている。現駅舎の改札口は西側にしかないが、2018年(平成30年)6月には東口開設について1万2千件を超える署名を住民側から市が受領、市が同月中に東武鉄道に要望書を提出した。翌年より市は、本事業に対する基金を設立し市や住民が積み立てるなどしていた。市と東武鉄道による幾度かの意見交換の後、2023年(令和5年)7月20日に、「橋上化及び自由通路整備に関する施行協定」を締結し、事業化に至った[10]。 市によれば、現駅舎より南側に自由通路の跨線橋を構築、その北側に駅舎、そしてホームへの階段が設置される。改札内外にエレベーターが新設され、新設される東口には防災拠点として防災倉庫やマンホールトイレが新設される予定である[11]。 利用状況2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は18,431人である[東武 1]。2005年8月24日に、当駅 - 豊四季駅間において流山おおたかの森駅が開業し、その後流山市が運営するコミュニティバスである流山ぐりーんバスが流山おおたかの森駅へ乗入れた影響で[12]、近年は減少傾向が続いている。 近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
駅周辺駅北側を千葉県道47号守谷流山線、西側に常磐自動車道(流山IC)が走る。 西側
東側
バス路線路線バスは流山ぐりーんバス(運行は東武バス)の路線があり、「西初石三丁目」が最寄停留所だが、徒歩5分程度離れた場所にある。かつては駅前から東武バスの柏駅西口行きが運行されていたが、つくばエクスプレス開通時に廃止された。2021年(令和3年)10月1日からは東京駅への高速バスが運行開始され、「西初石三丁目」を一部便が経由していたが、僅か1年後の2022年(令和4年)9月30日限りで廃止された。2024年12月27日には、京成バス「初石線」が廃止され、「初石駅入口」停留所が廃止された。
隣の駅脚注
利用状況
関連項目外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia