今 (瀬戸市)

(いま)は、かつて愛知県瀬戸市にあった大字名。

地理

瀬戸川下流域に位置していた[1]。旧東春日井郡今村に由来する地域であり、現在の瀬戸市西部に位置する27町(西寺山町・孫田町・汗干町・北山町・南山町・今池町・市場町・西山町・西長根町・追分町・北脇町・川西町・川北町・田端町・平町・水無瀬町・見付町・城屋敷町・東山町・東長根町・東吉田町・東寺山町・西吉田町・效範町・共栄通・北浦町・川端町)にあたる[1]

河川

この項の参考資料[2]

  • 瀬戸川
  • 陣屋川(瀬戸川支流) : 瀬戸市大字瀬戸との境になる。
  • 孫田川(瀬戸川支流)
  • 桜川(瀬戸川支流)
  • 勘右衛門川(瀬戸川支流)
  • 旭境川(瀬戸川支流) : 旭町(尾張旭市)との境になる。
  • 水無瀬川矢田川支流)愛知郡幡山村との境になる。

歴史

地名の由来

沿革

施設

寺社

  • 八王子社[1]
  • 三狐子社[1]
  • 曹洞宗慶昌院[1]
  • 薬師堂[1]

教育

鉄道

瀬戸自動鉄道→瀬戸電気鉄道→名古屋鉄道瀬戸線

その他

1882年(明治15年)今村時代の字名は以下の通りであった[14]

吉田(きつた)・内浦(うちうら)・中北(なかきた)・後田(うしろた)・寺山(てらやま)・市場(いちば)・長根(なかね)・原山(はらやま)・京保(きょうぼう)・樋口(ひくち)・川西(かわにし)・落(をち)・田端(たばた)・横山(よこやま)・浦山(うらやま)・平(ひら)・川北(かわきた)・北脇(きたわき)・孫田(まごた)・追分(をいわけ)

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 188.
  2. ^ 川名が語るふるさとの歴史 愛知の川名 庄内川水系 【瀬戸市・長久手市・尾張旭市・名古屋市守山区・春日井市】”. 愛知の川名 編集委員会. 2021年11月21日閲覧。
  3. ^ 東春日井郡 編 1923, p. 28.
  4. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, pp. 188, 1355.
  5. ^ 東春日井郡 編 1923, p. 63.
  6. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, pp. 89, 188, 1355.
  7. ^ 東春日井郡 編 1923, p. 66.
  8. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, pp. 89, 188.
  9. ^ a b 市の沿革”. 瀬戸市 (2017年3月31日). 2021年11月21日閲覧。
  10. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, pp. 188, 1294.
  11. ^ 西寺山町 - Setopedia”. 瀬戸市 (2016年11月28日). 2021年11月21日閲覧。
  12. ^ 共栄通 - Setopedia”. 瀬戸市 (2016年11月28日). 2021年11月21日閲覧。
  13. ^ 愛知県小中学校校長会 2018, p. 321.
  14. ^ 東春日井郡 編 1923, p. 105.

注釈

  1. ^ このとき、同時に旭村大字美濃ノ池赤津村も瀬戸町に編入している。
  2. ^ 現在、東長根町にある瀬戸市立長根小学校は、大字廃止後の1966年(昭和41年)開校。西長根町にある聖カピタニオ女子高等学校は、同1963年(昭和38年)開校。

参考文献

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5 
  • 『六三制教育七十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会、2018年。 
  • 東春日井郡 編 編『東春日井郡誌』東春日井郡、1923年。 

関連項目

外部リンク