ポール・ミルドレン
ポール・フランク・ミルドレン(Paul Frank Mildren, 1984年5月3日 - )は、オーストラリア連邦南オーストラリア州アデレード出身の元プロ野球選手(投手)。左投右打。 経歴2001年にフロリダ・マーリンズと契約。2002年にルーキー級ガルフ・コーストリーグ(GCL)のGCLマーリンズでプロデビュー。 2005年は傘下A+級ジュピター・ハンマーヘッズで10勝3敗、防御率3.08という好成績を残し、A+級フロリダ・ステート・リーグのオールスターゲームのメンバーにも選出された[1]。 2006年は傘下AA級カロライナ・マドキャッツで10勝10敗、防御率4.14という成績を残した[2]。またこの年開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にオーストラリア代表として出場を果たした[3]。 2007年はAAA級アルバカーキ・アイソトープスに昇格し、またマーリンズの40人枠入りを果たした[3]。しかしメジャー昇格の機会がないまま、シーズン途中にウェイバー公示を経てカンザスシティ・ロイヤルズに移籍した。移籍後はAAA級オマハ・ロイヤルズに在籍した。この年は2球団合計で6勝8敗、防御率6.28という成績に終わった[2]。 2008年はマイナー3球団(A+級、AA級、AAA級)3球団で2勝13敗という成績に終わり[2]、この年限りでロイヤルズを退団した。 2009年1月にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んだ。また3月に開催された第2回WBCにオーストラリア代表として出場した。開幕はA+級リンチバーグ・ヒルキャッツで迎え、27試合に登板したが、3勝6敗、防御率5.77という成績に終わり、8月12日に自由契約となった[1]。 2010年はフランスの野球リーグであるディヴィジオン・アンのサヴィニー=シュル=オルジュ・ライオンズでプレー[4]。 その後は、2010/2011シーズンから2012/2013シーズンまで故郷であるアデレードに本拠地を置くオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)のアデレード・バイトに3シーズン所属し、現役を引退した[2]。 現役引退後は南オーストラリア州で高校の体育教師を務めている[3]。 プレースタイル・人物マイナーで2年連続二桁勝利を挙げるなど豪州期待の本格派左腕だった。140km/h台の速球とチェンジアップが主な持ち球である。 詳細情報代表歴脚注
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia