ケプラー438
ケプラー438(英語: Kepler-438)は、地球から470光年離れたこと座の方向にある恒星である。2015年にケプラー宇宙望遠鏡の観測により、地球に最もよく似た太陽系外惑星、ケプラー438bが発見された[6]。 恒星
ケプラー438は質量、半径共に太陽の半分しかない、スペクトル型がK型の主系列星であるとされている。表面温度は3748K(3475℃)と太陽(5778K)と比べて、非常に冷たい。ケプラー438は誕生から37~52億年が経過している考えられている。これだけ長い時間があれば、惑星ケプラー438bに生命が存在する可能性がある。ケプラー438のハビタブルゾーン(液体の水が存在できる領域)は、ケプラー438から0.159~0.407AU離れた位置にある[5]。 惑星系惑星ケプラー438bは、地球の1.12倍という極めて地球に近い半径を持つ。ケプラー438bは前述のケプラー438のハビタブルゾーンの内側の縁付近を公転しているため、表面に液体の水や生命が存在する可能性が高いとされている。
出典
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