2012年世界フィギュアスケート国別対抗戦
2012年世界フィギュアスケート国別対抗戦 (英語: ISU World Team Trophy 2012) は、2012年 に日本で開催されたフィギュアスケートの国際競技会。他の大会と異なり、個人ではなく参加国の総合順位を競うことを主目的とした大会である。国別の団体戦は、2014年のソチオリンピックよりオリンピックの正式種目となることが決定している。 概要2011-2012年シーズンに開催された第2回世界フィギュアスケート国別対抗戦。2012年4月19日から22日にかけて、東京都の国立代々木競技場で行われた。各国所属選手の当該シーズンの成績により6ヶ国(開催国の日本を含む)が選出され、男女シングルは2名ずつ、ペア、アイスダンスは1組ずつ選手が参加した。 日本選手は男子シングルに髙橋大輔、小塚崇彦、女子シングルに鈴木明子、村上佳菜子、ペアに高橋成美/マーヴィン・トラン組、アイスダンスにキャシー・リード/クリス・リード組が出場し、髙橋大輔がチームのキャプテンを務めた[1]。シーズン成績や世界ランキングで小塚を上回る羽生結弦は、右足首捻挫のため外れた[2]。 第2回大会は当初2011年4月に横浜市・横浜アリーナで開催される予定だったが[3]、3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震及び東京電力・福島第一原子力発電所事故)の影響を受けて中止となり[4]、新たに日程が組まれた。 出場国選考結果2011/2012 ISUグランプリシリーズ、2011/2012 ISUグランプリファイナル、2012年四大陸フィギュアスケート選手権、2012年世界フィギュアスケート選手権等の主要大会で各国の選手が獲得したポイントを合計し、上位6ヶ国が代表となった。
→選考基準の詳細については「世界フィギュアスケート国別対抗戦 § 出場国選考基準」を参照
出場選手一覧出場選手は、各国のフィギュアスケート統括団体が2012年世界選手権の成績や世界ランキング等を考慮し、以下の通り決定した[5]。 上記の他、エキシビションにのみ以下の選手が出演した[6]。国際スケート連盟は、グランプリシリーズや世界選手権で最も良い成績を収めながら、所属国に出場資格がない選手を最大4名(組)招待するとしていた。 国際スケート連盟招待枠
開催国招待枠 大会結果
種目別結果男子シングル
女子シングル
ペア
アイスダンス
賞金各チームには団体成績に応じ以下の賞金が与えられた。このうちシングル選手には1名につき15%、ペア及びアイスダンス選手には1組につき20%の金額が割り当てられる。エキシビションに参加しなかった場合は、シングル選手は10,000米ドル、ペア及びアイスダンス選手は15,000米ドルが差し引かれる。
なお、エキシビションにのみ招待され、競技には参加していない選手には以下の出演料が与えられた。(開催国招待枠の選手は除く)
注釈
参考文献
外部リンク
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