この項目は、日本の高校野球の全国大会で優勝した高校を競技種目・年度別にまとめたものである。
男子硬式
現在の男子硬式の全国大会は、選抜高等学校野球大会・全国高等学校野球選手権大会・国民スポーツ大会高等学校野球競技・明治神宮野球大会の4大会がある(そのうちの選抜高等学校野球大会・全国高等学校野球選手権大会・明治神宮野球大会は高校野球3大大会である)。なお、高校野球は秋に年度が更新されるため、新チーム最初の全国大会である明治神宮野球大会は前年の秋に開催される。また、国民スポーツ大会高等学校野球競技は新チームが始動している1・2年生は明治神宮野球大会や選抜高等学校野球大会出場校選考の重要な資料となる秋季都道府県大会・地区大会と日程が重なることから3年生のみで出場するチームがほとんどである。
最多優勝回数は中京大中京(愛知)の17回である。
記録
- 最多優勝校(通算)
- 中京大中京(愛知):計17回(選抜4、選手権7、国スポ4、明治神宮1、明治神宮競技1)
- 三大大会制覇(四大会制覇)
- 三大大会完全制覇(四大会完全制覇)
- この時は県大会(秋・春・夏)、関東大会(秋、春・夏)でも優勝し真の意味での完全制覇校となった。
- 優勝校なし(国スポで発生)
- 2008年(大分国体)は大雨で2回戦2試合以降が中止
- 2010年(千葉国体)は台風接近で準々決勝4試合以降が中止
- 複数校優勝(国スポで発生)
- 1958年(富山国体)は国体開催期間中に準決勝までしか消化できず、決勝戦に進んだ栃木(作新学院)と香川(高松商)を優勝チームとして競技得点が与えられた。国体終了後に行われた非公式の決勝戦では作新学院が1-0で勝利した。
- 1979年(宮崎国体)は台風接近で準決勝以降が中止。当初は優勝校なしの扱いだったが、後に4校優勝扱いと変更になった[4]。
- 2012年(岐阜国体)は台風接近で決勝が中止。
- 2013年(東京国体)は引き分け。
- 2018年(福井国体)は台風接近で準決勝以降が中止。
三大大会都道府県別優勝回数
- 北海道
- 東北
- 青森:選抜0、選手権0、神宮1
- 岩手:選抜0、選手権0、神宮0
- 秋田:選抜0、選手権0、神宮0
- 山形:選抜0、選手権0、神宮0
- 宮城:選抜0、選手権1、神宮6
- 福島:選抜0、選手権0、神宮0
- 関東
- 茨城:選抜1、選手権2、神宮0
- 栃木:選抜1、選手権2、神宮0
- 群馬:選抜1、選手権2、神宮0
- 埼玉:選抜2、選手権1、神宮0
- 山梨:選抜1、選手権0、神宮0
- 千葉:選抜0、選手権3、神宮0
- 神奈川:選抜6、選手権8、神宮3
- 東京
- 北信越
- 長野:選抜1、選手権1、神宮2
- 新潟:選抜0、選手権0、神宮0
- 富山:選抜0、選手権0、神宮0
- 石川:選抜0、選手権0、神宮3
- 福井:選抜1、選手権0、神宮2
- 東海
- 静岡:選抜4、選手権1、神宮1
- 愛知:選抜11、選手権8、神宮2
- 岐阜:選抜3、選手権1、神宮2
- 三重:選抜1、選手権1、神宮1
- 近畿
- 滋賀:選抜0、選手権0、神宮0
- 京都:選抜2、選手権5、神宮0
- 奈良:選抜2、選手権2、神宮0
- 和歌山:選抜5、選手権7、神宮0
- 大阪:選抜12、選手権14、神宮4
- 兵庫:選抜6、選手権7、神宮1
- 中国
- 岡山:選抜1、選手権0、神宮0
- 鳥取:選抜0、選手権0、神宮0
- 広島:選抜5、選手権7、神宮0
- 島根:選抜0、選手権0、神宮0
- 山口:選抜1、選手権1、神宮0
- 四国
- 香川:選抜3、選手権2、神宮1
- 愛媛:選抜4、選手権6、神宮0
- 徳島:選抜5、選手権1、神宮1
- 高知:選抜3、選手権2、神宮3
- 九州
- 福岡:選抜0、選手権4、神宮2
- 佐賀:選抜0、選手権2、神宮0
- 長崎:選抜1、選手権0、神宮0
- 熊本:選抜1、選手権0、神宮0
- 大分:選抜1、選手権1、神宮1
- 宮崎:選抜0、選手権0、神宮1
- 鹿児島:選抜1、選手権0、神宮0
- 沖縄:選抜3、選手権1、神宮1
男子軟式
全日制には全国高等学校軟式野球選手権大会と国民スポーツ大会高等学校野球競技がある(定時制・通信制には全国高等学校定時制通信制軟式野球大会がある。定時制・通信制大会については該当項目を参照)。
国スポのうち1946年、1948年、1950年は軟式野球競技の中の高校野球の部として、1953年以降は高等学校野球競技の軟式の部として行われた。
記録
- 最多優勝校
- 軟式選手権大会
- 1968年:下関商(山口)、静岡商(静岡)の2校が決勝で0-0の引き分け(延長18回)に終わり、優勝預かりで両校準優勝扱いになった。
- 国スポ複数優勝校、打ち切り
女子硬式
女子硬式の全国大会は全国高等学校女子硬式野球選抜大会(春の大会)、全国高等学校女子硬式野球選手権大会(夏の大会)、全国高等学校女子硬式野球ユース大会(秋の大会(開催は8月末))の3大会がある。
ユース大会は第8回(2017年)から高校のみによる大会に変更されたことから、2017年以降を記載する。
女子軟式
女子軟式の全国大会は全国高等学校女子軟式野球選手権大会がある。
開催年 |
選手権大会
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2003年 |
千葉学芸(千葉)
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2004年 |
早稲田実(東京)
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2005年 |
東京経営短大村田女子(東京)
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2006年 |
東京経営短大村田女子(東京)
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2007年 |
村田女子(東京)
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2008年 |
村田女子(東京)
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2009年 |
村田女子(東京)
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2010年 |
横浜隼人(神奈川)
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2011年 |
横浜隼人(神奈川)
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2012年 |
横浜隼人(神奈川)
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2013年 |
オール京急(神奈川)
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2014年 |
マリンスターズヤング(千葉)
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2015年 |
マリンスターズヤング(千葉)
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2016年 |
愛知アドバンスジュニア(愛知)
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2017年 |
宮城デイジーズ(宮城)
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2018年 |
宮城デイジーズ(宮城)
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2019年 |
城南鵬翔クラブ(東京)
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2020年 |
新型コロナウイルスの流行のため中止
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2021年 |
新型コロナウイルスの流行のため中止
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2022年 |
城南鵬翔クラブ(東京)
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2023年 |
深川クラブ(東京)
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2024年 |
深川クラブ(東京)
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開催年 |
選手権大会
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脚注
関連項目