香川駅
香川駅(かがわえき)は、神奈川県茅ヶ崎市香川五丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)相模線の駅である。茅ヶ崎市北部の交通拠点となる駅である[4]。 歴史
駅構造茅ケ崎駅管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)[5][6]。自動券売機・多機能券売機[3]・自動改札機・乗車駅証明書発行機が設置されている。また、お客さまサポートコールシステムが導入されており、一部の時間帯は遠隔対応のため改札係員は不在となる[3]。
利用状況2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は5,611人である。 1995年度(平成7年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下表の通りである。
駅周辺駅周辺は基本的に住宅街である。文教大学湘南キャンパスや宇宙飛行士・野口聡一の出身校である茅ヶ崎北陵高校等の文教施設、神奈川県立茅ケ崎里山公園等の公園がある。駅前は個人商店を中心に商店街が形成され、「香川駅入口」バス停がある県道45号線沿道にはロードサイド店舗が多く出店している。 駅北方の相鉄いずみ野線延伸用に収得された駒寄川流域の土地は2000年代に宅地開発され、新たに「みずき地区」が誕生した[9]。また、駅東方には東急電鉄2代目社長の五島昇による発案で造らた高級会員制ゴルフクラブの「スリーハンドレッドクラブ」がある。当ゴルフクラブは「大統領のゴルフ場」の異名を持つアメリカ合衆国の「バーニングツリー・ゴルフクラブ」に倣って造られ、会員資格は政経界の首脳級の人物に限られている[10]。 また、茅ヶ崎市北部には歴史的な史跡や文化財が多くある。7世紀から9世紀前半頃の大型寺院「七堂伽藍(下寺尾廃寺)跡」と「高座郡衙」からなる国指定史跡「下寺尾官衙遺跡群」が代表的である。その他に、古代の日本武尊または寒川神社祭神の霊跡とも伝わる腰掛神社、中世においては鎌倉党の香川氏の拠点があり、近世においては江戸中期の名奉行として有名な大岡忠相の菩提寺である浄見寺や、市指定重要文化財の民俗資料館(旧三橋家)などがある。 この他、茅ヶ崎市内で唯一地酒を製造する酒蔵の熊澤酒造があり、レストランが併設されている[11]。
バス路線駅南側には2015年に西口駅前広場が設置され、茅ケ崎市のコミュニティバス「えぼし号」が発着する[12]。また、一般のバス路線が発着する「香川駅入口」バス停は、駅西方の小出川を渡った先にある県道45号線沿道の寒川町大曲地区にある。
茅ヶ崎市コミュニティバス「えぼし号」。 いずれも「市立病院」行。
隣の駅脚注記事本文
利用状況
関連項目外部リンク
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