開運音楽堂
開運音楽堂(かいうんおんがくどう)は、TBSテレビ(関東ローカル)にて2003年4月12日から2023年12月23日[1]まで放送されていた早朝の音楽番組。放送時間は毎週土曜日午前4:15 - 4:45。放送開始当初は午前5:00 - 5:25。2006年4月より4:45 - 5:10、2009年4月より4:50 - 5:15、2010年7月には5分延長し4:30-5:00、2016年4月より現在の時間となった。 概要放送内容J-POP、演歌、歌謡曲のミュージック・ビデオ(MV)の紹介に加え、ゲストトークや企画コーナー、新作連続ドラマ紹介などを交えた内容となっていた。 地上波キー局で演歌、歌謡曲のMVを観ることが出来る数少ない番組の1つで、紹介曲の歌手の多くからビデオコメントが寄せられる。文字多重放送にも対応しているため、歌詞を見ながらのMV視聴が可能。 番組開始当初よりロケ企画などを除き、東京・赤坂のTBS内にあると思われる背景がガラス張りのサテライトスタジオらしき場所から放送。2007年6月よりスタジオがリニューアルされた。2019年8月より東京都千代田区有楽町にある「KEF Music Gallery」に移転。2020年4月に新型コロナウイルス感染拡大よる緊急事態宣言が発出されるとナレーション進行となった。2021年以降のスタジオ収録再開後は、場所を度々変更しながら放送していた。 2008年4月5日の放送でハイビジョン制作になったと発表されたが、それ以前も地上デジタル放送で視聴すると16:9ワイド画面になっていた。生放送ではなく録画放送。 放送開始当初はオノ・アヤコ、MYといった歌手が司会進行をしていたが、半年後にTBSアナウンサー駒田健吾とミスマガジン2003のグランプリ岩佐真悠子のコンビが登場し、以後はアナウンサーとミスマガジングランプリの2人による進行というスタイルが定着した。アシスタントは、2003年から2013年までの9年8ヶ月間、歴代ミスマガジンのグランプリが担当していた。 駒田と岩佐の登場以来、スタジオ進行部分で画面下部に表示されるCG画像など、番組全体的にオレンジを基調としていたが、桜庭ななみの登場時からグリーンを基調としたものに変更された。さらに、杉山と河内の代からは企画によって基調色が変更されることがあった。 2020年2月6日の放送から、「アシスタント」の呼称を「Music Presenter(ミュージック・プレゼンター)」に変更することが公式Twitterより発表された[2]。これにより、「アシスタント」の呼称は第13代で終了となった。 番組コンセプト「先取りに関しては自信があり、いつも数年先を見ている。『今後ブレイク必至』の人材を紹介するのがコンセプト、だから『開運』。」(2008年8月2日放送での駒田談)。実際、番組で取り上げられてから数年後にメジャー・デビューするケースがあり、スキマスイッチ、大塚愛、GReeeeN、秋元順子、加藤ミリヤなど多数のアーティストをブレイク以前に紹介している。特に秋元順子は、ほとんど知名度がなかった2007年2月に取り上げていた。しかしすでにメジャーなアーティストの紹介も多く、すべてがこのコンセプトに基づいて選曲されているわけではない。特に演歌・歌謡曲のコーナーはほとんどがメジャー歌手である。また、グランプリ獲得間もないミスマガジンを起用していたのもこのコンセプトの一環。2019年12月21日の放送では喜入が「ネームバリューではなく可能性にかけるのが開運音楽堂」とも発言している。 キャッチコピー番組冒頭でアシスタントによる「音楽を聴けば幸運が訪れる開運音楽堂」という台詞が必ず入る。このコピーは当初「音楽を聴けばあなたに幸運が訪れる開運音楽堂」だったが、途中から「あなたに」が削除された。エンディングは「土曜の朝は開運音楽堂でお楽しみ下さい」とMusic Presenterが言った後、続けて司会進行がエンディングテーマ曲を紹介するのが定番。 番組キャラクター北乃きい出演時から番組中にアニメキャラが登場するようになった。
これらのキャラクターを使用した番組グッズとしてステッカーが製作され、きいちゃんステッカーは北乃のオフィシャルブログにて希望者にプレゼント。クラシナさんとシカちゃんステッカーはミスマガジンDVD発売記念イベントに参加者に全員配布。桜庭は講談社のミスマガサイトにてサイン入りでプレゼント。小林の代では缶バッジになり、講談社のミスマガサイトにてサイン入りでプレゼントされた。新川の代からは番組のオープニングに流れるタイトルバックがキャラクターを使用した本格的なアニメーションになった。また、北乃出演以前、岩佐から小阪由佳の代までは、アフロヘアの男のキャラクターが登場していたこともあった。 MissKaiun番組ヒロインの名称。初代:河内美里。第2代:我妻美月。第3代:藤江れいな。 特番放送時の対応
出演者担当名はいずれも出演当時。 レギュラー
準レギュラー
アドバイザー
不定期出演
コーナー進行
季節限定出演
代行
変遷
ゲスト区切りの回(100回など)ではなく、その次の回に記念ゲストを呼ぶのが恒例化していた。2023年5月から10月にかけて、公式SNSの投稿が行われなかった。
スペシャル企画・拡大放送通常の放送内容から変更し、以下のようなスペシャル企画が放送された。
コーナー・企画KAIUNパワープレイ特定のミュージック・ビデオ(MV)が、毎回繰り返し放送されるコーナー。ほぼ1ヶ月で選曲が変わり、1回の放送で2曲放送された。 KAIUNトークスタジオにゲストを迎えてのトークコーナー。アシスタントがゲストの第一印象を語る「ファーストインプレッション」が行われる場合があった。 乃木回乃木坂46が新曲を発表した際には、番組全体が「乃木回」と呼ばれる特別仕様となる。これは衛藤美彩が所属していた同グループのデビュー曲『ぐるぐるカーテン』発売前の2012年2月4日を初回に、放送終了まで欠かさず行われていた。乃木回では複数週にまたがり乃木坂46のメンバーが登場し、KAIUNトークも複数の楽曲紹介を交えて放送された。 衛藤が乃木坂46に所属していた当時は、乃木回のタイミングでたびたびスタジオに登場し、アシスタント席後方に乃木坂46のポスターが掲示されるなどして、自らアシスタントに復帰することもあった。 なお、類似の企画として、聞間彩が所属していたつりビットが新作を発表した際の「つり回」[15]を始めとして「〜回」と呼ばれる放送が行われることがあるが、複数週にまたがることはない。 野村ケンジ 関連企画オーディオ評論家の野村ケンジが、アドバイザーとして製品や音楽の聴き方について案内する複数の企画を、2016年4月から番組終了まで担当していた。 ノムケンLab!オーディオ製品紹介コーナー。取材VTRが放送される場合もあった。旧名称「KAIUNオーディオ」。 セーフリスニング音楽を安全に楽しむためのアドバイス。セーフリスニングを推進する須山慶太(須山歯研 代表取締役)が登場することもあった[16]。 リスニングケア総合楽器メーカー 『ヤマハ』による 音楽を安全に楽しむための独自技術「リスニングケア」を軸に、聴覚保護と音楽鑑賞の関係やセーフリスニングについて考えるコーナー[17]。 開運音楽堂 NEO82023年4月15日放送開始。歌手の木山裕策と、インフルエンサーでライバーのなみめろが進行するコーナー。30分の本番組を3分に凝縮するバラエティ企画。2023年12月16日終了。 動物部 部長:なみめろ2022年4月16日放送開始。ライバー・なみめろが 毎回テーマに合わせて、 音楽とともに 動物たちの映像を紹介。2022年4月16日放送開始[18]。顧問として、りさめろが共演。2023年3月25日終了。 角かおるの開運音楽占い2022年12月3日放送開始。易学鑑定士の角かおるが、パワーストーンを使い、開運ミュージック・アイテム・ワードを占うコーナー。番組最終回に終了。 あすきょうの開運音楽占い2021年4月3日放送開始。双子ユニット・あすきょうが占い師監修による1週間の運勢を発表する。「2人がお伝えする占いで1週間の運を開きましょう。」がコンセプト。占い監修は、2021年4月から柊小夜子、2022年4月から麗が担当。2022年11月26日終了。 ちょこっとセルフィー2021年11月6日放送開始。双子ユニットあすきょうが、各々自撮りスタイルで近況を語るコーナー。2022年4月16日終了。 長谷川瑞のJourney Diary2021年4月17日放送開始。長谷川瑞が進行する自身に関する情報コーナー。番組終了に伴い終了。
町あかりのMY BEST2021年10月23日放送開始。時代を超えて音楽を愛するシンガーソングライター町あかりが、自ら選曲した「MY BEST」を、毎回1アーティスト紹介した。2022年3月12日までの全6回で終了。 今あらためて聴きたい伝説の名曲2020年10月31日放送開始。名曲ナビゲーター・黒澤拓が、今あらためて聴きたい名曲を紹介。2022年3月5日終了。 未来神曲2019年5月18日放送開始。アニソン・声優アーティストの曲から、神曲の予感がする曲を取り上げる。moraの神曲ハンターこと横倉涼が選曲を担当していた。2021年3月27日に終了したが、2022年と2023年の新年初回1時間SPで復活コーナーが設けられた。 今日花サンが語るひととき2020年8月1日放送開始。白岡今日花が自撮りスタイルで、自身の身の回りの出来事やライフスタイル、近況について語るコーナー。動画は自宅やライブハウスの楽屋、ロケ先などで撮影され、2021年9月11日までの全19回で終了。 TOWAKOミーティング2020年6月6日放送開始。TOWAKO(桐島十和子)が進行する対談コーナー。2020年12月20日までの全12回で終了。 ゲスト:PiXMiX・金子麻友美・久下真音・YURiKA・佐伯ユウスケ・大原ゆい子・ゴジラ2016(模型) 和菓子の国の「大福マン」2019年4月20日放送開始。大福マンが主人公のショートアニメ。2020年3月14日までの全12話で終了。 MCみさとシリーズ2014年10月4日放送開始。杉山に代わりMCを河内美里が担当する企画。その際のアシスタントはゲスト(通称:ゲストアシスタント)が担当した。河内の番組卒業に伴い2016年10月22日終了。2019年9月1日の放送でリバイバル企画として1回限りの復活。 ゲストアシスタント一覧
加藤一華の開運特報!!2014年5月17日放送開始。それまで放送されていた「佐武宇綺の開運特報!!」を加藤一華が引き継いだコーナー。番組内の他で紹介しきれない音楽情報や、加藤本人の話題、河内の話題などを紹介する。この時、杉山と河内の2人はコメンテーターのようなポジションになる。画面の配色が全体的に加藤のイメージカラーであるオレンジ色になった他は、内容・進行ともにほとんど佐武時代と変わりないが、タイトルムービーで登場するキャラクターが、佐武デザインの「うーちゃんまん」ではなく、加藤デザインの「ベリースくん」に変更された。加藤の番組卒業に伴い2015年6月13日終了。 となりの駅のみさ先輩2014年1月18日放送開始。衛藤美彩が自撮りのビデオで近況を伝えるという内容。乃木坂46の名称の由来「SME乃木坂ビル」の最寄駅である東京メトロ千代田線乃木坂駅の1つとなりの駅が、「TBS」最寄駅の赤坂駅であることからこのタイトルが名付けられたコーナー。下記リストのように乃木坂46メンバーが登場したが、衛藤の放送での発言によると、撮影直前にメンバーを選んでオファーしていたとのこと。衛藤の乃木坂46卒業に伴い2019年3月30日終了。2023年12月23日放送の番組最終回にコーナーが設けられ衛藤が出演した。 コーナー内に登場した乃木坂46メンバー
みさぽんの御絵描46衛藤美彩が出されたお題を何も見ないで絵に描いてみるコーナー。最初は「干支にちなんで辰」などのお題だったが4回目から変更になり、「年俸100億ユーロ。21世紀のバレーボール界の神様を描いてく下さい」などと空想の設定がお題となり大喜利風のコーナーとなった。衛藤の第9代アシスタント卒業に伴い全7回で終了。 放送履歴
みさぽんの御料理462012年10月20日放送開始。衛藤美彩が女子力向上をテーマに、様々な料理に挑戦するコーナー。映像が自分撮りで行われており、プライベート感が強い。2013年7月13日で、歴代アシスタントが担当したコーナーとしては最多回数となる10回目に突入した。2013年12月14日までの全15回で終了。2014年1月4日の「2014あけましておめでとうSP」の中で、河内がコーナー初回の特製納豆うどんと、第9回の超簡単カップケーキを再現して試食した『みさとんのみさぽんの御料理46再現試食会』が放送された。 放送履歴
佐武宇綺の開運特報!!2010年9月18日放送開始。"自称"番組プロデューサー・佐武宇綺が、プロデューサーだけに番組で紹介しきれない情報を持っているのでそれを「ちょいちょい紹介」するというコーナー。音楽情報、映画情報のほかにミスマガジン関連のリリース・イベント情報などを、佐武が紹介していく。この時、本来の司会とアシスタントの2人はコメンテーターのようなポジションになる。このコーナーの司会となったことで佐武は完全に番組にレギュラーとして定着した。キャッチコピーは「やる気、元気、佐武宇綺」。2012年にアスキー・メディアワークスから発売された書籍「MacでPCオーディオ入門」によると、佐武自らが立候補して司会になったとのこと。佐武の番組旅立ちに伴い2014年5月3日終了。 ドキドキ!開運音楽堂2013年5月18日放送開始。ミスiD2013グランプリの玉城ティナ、ポテト少年団の菊地智義の2人による、ミスiDの魅力を伝えるためのコーナー。2013年10月19日までの全5回で終了。 佐武宇綺の人類よ、オーディオでもっと幸せになろう!!2012年10月27日放送開始。様々な音楽を紹介している番組だからこそ、作り手や歌い手の想いがつまった音楽をいい音で楽しんでもらいたいがため、オーディオ機器について紹介していくコーナー。キャッチコピーは「知的、素敵、佐武宇綺」。内容は「MacでPCオーディオ入門」と連動していた。全6回で終了 ゆあしき新川優愛が作ってきた創作物に名前をつける。赤荻いわく「芸術性あふるる」コーナー。タイトルロゴが書道四段の新川の筆によるものだった。新川の番組卒業に伴い全9回で終了。 うっきーの○○○コーナー2009年11月14日放送開始。佐武登場初期のコーナー企画。佐武が企画ネタにチャレンジし、そのVTRを見たスタジオの小林が2回目継続か打ち切りかをその場で決定するというもの。決定権は小林が握っているが、佐武は2009年9月に秋葉原で行われたDVD発売記念イベントの際、小林が欠席していたため<グランプリ代行>を名乗り小林のDVDの見どころを語った事を引き合いに、このコーナーでは<グランプリ代行>をネタにして、スタジオの小林に対し「いつでも代行する」とその座を脅かす発言をしていた。2010年9月4日終了。 放送履歴
さりふぉと小林さりが身の回りで気になったものを写真で撮影して発表するコーナー。小林の番組卒業に伴い全9回で終了。 鹿song♪2008年4月19日放送開始。カラオケが好きな第5代アシスタントの鹿谷弥生が、プロの歌手のアドバイスを聞きながら、演歌・歌謡曲を実際にカラオケで唄ってみるというコーナー。鹿谷が自ら企画し、タイトルも自ら命名。なお読みは「シカソング」ではなく「シカソングー」と語尾をのばす。撮影は歌広場の赤坂駅前店が協力していた。鹿谷の番組卒業に伴い終了。 放送履歴
地デジのお知らせ2011年7月の地上波アナログ放送終了を前に行われた地デジ以降に関する案内コーナー。毎回違った地デジ担当が登場して案内。
西田あいのこれが私のリアル私服西田あいが、アーティストの私服を紹介するコーナー。 放送履歴
右藤綾子の小屋めぐり2006年10月、それまで放送されていたコーナー「東京ライブハウス」からリニューアルする形で新たにスタートした。シンガーソングライターの右藤綾子がリポーターとしてライブハウスを訪れ店長にインタビューするなどして紹介する。駒田曰く「気まぐれに放送する」との事で、ほぼ月一で放送されていた。 右藤はVirgin Berryというユニットでメジャーデビューしていたが、現在はソロでライブハウスを中心に活動中。テレビのリポートは初めてだった。2007年4月7日にはスタジオにも姿を見せ、自身の楽曲を紹介。2008年4月12日にもスタジオに登場し、鹿谷と大喜利で対戦の上に敗れ、「しかたがにゃい しかたにやよい」というオリジナル楽曲を制作するハメになるなど、コーナー以外でも活躍した。2010年11月6日終了。 放送履歴
Pickup from Now!!アーティストからのコメントがメインのコーナー。MVが短く流れる場合もある。 放送履歴
Kayocoのサントラ☆コネクション2008年11月にスタート。シンガーソングライターのKayocoが、毎回オリジナルサウンドトラックCDを1枚取り上げ、1曲ピックアップして実際に演奏するコーナー。2009年3月に終了。
夏恒例ロケ企画夏恒例ロケ企画というのがあった(2008年の鹿谷弥生20歳へのカウントダウン企画・誕生会として放送されて以来、行われていない)。
この内「星の王子さまミュージアム」はこの番組を制作しているTBSトライメディアが、同所の運営にも携わっている。 冬ロケ企画
イベント番組主催により行われたイベントは下記の通り 佐武宇綺定例会見開運音楽堂プレゼンツとして2010年1月29日に小岩のライブシアター・オルフェウスで行われた番組初のスピンオフイベント。佐武宇綺の他、シークレットゲストとして新川優愛が登場した。放送や配信などが一切行われなかったため、詳しい内容は参加者以外は分からない。なお、その後の放送で「この時集めたアンケート結果に基づいてゲストのキャスティングをしている」と語っている。また、このイベントで初めて使われたうーちゃんまんの指し棒が、その後の放送でよく使われるようになった。 ドキドキ!開運音楽堂 公開収録→#ドキドキ!開運音楽堂参照
サブタイトルが「玉城ティナは何をしても本当にかわいいか検討会」。2013年7月23日、講談社の一室に観覧者を集め、公開収録の形で同コーナーの出演者である玉城ティナと菊地智義に、ゲストとして大場はるか(ミスiD2013)を加えトークショーとして開催された。同年8月3日にコーナーの第3回目として放送された。 講談社との関連ミスマガジンこの番組とミスマガジンとの結びつきは強く、アシスタントは2003年以降の歴代のグランプリ受賞者が担当していた。番組内では度々ミスマガジン関連のDVD・イベント・写真集の紹介が行われ、逆に放送時間の変動やコスプレ放送、ミスマガジンの代替わりなどがある場合、講談社が運営しているミスマガジンの公式サイトで告知されていた。倉科の代から13ヶ月間出演するようになり、最後のひと月は次代のアシスタントとダブルキャストで放送された。10月の放送は前年とその年のミスマガジングランプリ2人の共演が楽しめた。2010年11月27日の放送にゲストとして2001グランプリの加藤未央が出演したため、少年マガジン・ヤングマガジン共催となった2001年以降のグランプリ受賞者でこの番組に出演していないのは2002グランプリの和希沙也だけとなっていた。 2012年のミスマガジン休止によりこの流れは途絶えたが、2018年にミスマガジンが再開すると、2019読者特別賞のぴーぴる(963)[14]を最初に受賞者の出演が復活。2020グランプリの新井遥、2020読者特別賞の早川渚紗(Pimm's)、2021読者特別賞の辻優衣が出演した。2022年10月15日の放送のPiXMiX回に2021グランプリの和泉芳怜が出演しアシスタントを務めた。2023年4月には2022グランプリの瑚々が出演した。 グランプリと読者特別賞を重視する傾向がある。 佐武宇綺ミスマガジンではグランプリ以外にも、週刊少年マガジン賞やヤングマガジン賞など各賞の受賞者がいたが、ゲストかビデオコメントでほんの数回出演する程度にしか扱われなかった。しかし、2009年の読者特別賞・佐武宇綺だけは唯一これに当てはまらない。 桜庭番組卒業の回にスタッフの一員として登場。アシスタントが小林さりの代になり、看板コーナー(うっきーの○○○コーナー)を持ったものの、同期の小林がグランプリで佐武は読者特別賞ということもあり、小林よりは格下(佐武は<グランプリ代行>)のポジションだった。アシスタントが新川にかわると、年齢も上でミスマガジンでも先輩、さらには<"自称"番組プロデューサー>という肩書きを得たこともあって独自のポジションを確立。歴代グランプリをはるかに超える2009年11月14日 - 2014年5月3日という長期間のレギュラー出演となった。 2010年12月11日の放送で、女性出演者で初の14ヶ月連続出演記録を達成したと発表された(歴代グランプリが13ヶ月出演のため)。その後も2011年7月まで(21ヶ月連続出演)伸びていたが、続く8月に出演しなかったため記録は途絶えた。 2014年5月3日の放送で「旅立つ」という表現で番組を去った(佐武が所属する「レプロエンタテインメント マネジメント4部」のTwitterアカウントでは放送の事前にこの放送が最後の出演であると予告していた)。 スタッフとしての佐武宇綺番組登場当初からスタッフを兼ねている事がブログやイベントで告白されている。事実、自身の出番ではない時も声だけが聞こえていたり、手だけ見切れていたり、フリップを渡しに急にはっきり見切れたりしている。赤荻から話を振られ、画面の外から会話に参加することも少なくない。予告なくまったく登場しない回もあり、スタッフとしての登場パターンはランダム。スタッフとして登場した場合はエンディングのスタッフロールに、他のスタッフに混じって名前が表記される。 <"自称"番組プロデューサー>という肩書きがついてからは「この番組に出演したい人は私に電話して下さいね」などとプロデューサーを意識した発言が目立つようになり、やがては略して「番P(バンピー)」と呼ばれるようになった(余談だが、佐武がメンバーのアイドルユニットは、略称と同音のbump.yではなく9nineである)。2011年3月5日の放送では1年半ぶりにスタジオに出演した桜庭(bump.yメンバー)からも「なかなか呼ばれないんですもん番Pさんに」と言われている。 番組からの重要な発表は佐武が行うことが多く、2012年7月7日の放送では「2012年のミスマガジンがリニューアルのためにお休み」であるという重大発表も佐武が行っている。 佐武はコーナー司会やスタッフとして以外にも2010年10月2日の放送では小林と2人組司会として登場したり、同10月23日の小林初ドライブロケではカメラマン、世界バレー関連の食べ物リポートではリポーターとして登場するなどして、自由なポジションで活躍している。2011年7月9日放送の特別企画「ミスマガジン2011お披露目イベント直前SP」では、本来司会の赤荻が番組を休んだため、司会席に座って小声で「乗っ取ったぜ」とつぶやいた。なお、その「ミスマガジン2011お披露目イベント」では会場の東京ジョイポリスで、マスコミの一員としてカメラをかまえ取材する姿が目撃されている。 2013年3月22日、佐武が講談社主催の「ミスiD2014」の選考委員に就任することが発表された。ミスiDのWebサイトの肩書きは「9nine/TBS「開運音楽堂」番P」と表記されている。また、その選考結果としてミスiD2014 佐武宇綺賞を受賞した河内が、番組の第11代アシスタントに起用された。 ミスiD2013年3月23日の放送で、佐武宇綺の「ミスiD2014 選考委員」への就任発表と同時に、番組もミスマガジンからミスiDへとシフトする事が発表された。さらに、その活動が同年5月から開始することも発言されたが、発言の通り2013年5月18日の放送から、ミスiD2013のグランプリである玉城ティナと、菊地智義(ポテト少年団)の2人が出演する新コーナー「ドキドキ!開運音楽堂」がスタートした。同コーナーは同年10月19日に終了することになるが、終了前の同年10月5日の放送からミスiD2014佐武宇綺賞の河内が「アシスタント研究生(後に第11代アシスタントに昇格)」としてスタジオに登場した。ミスiD2015では加藤が選考委員になったほか、特に関連はなく、ミスiD2016以降は当番組への受賞者出演実績がない。 加藤一華ミスiD2014でアマテラス特別賞を受賞後、2013年12月の放送から何の予告も紹介もなくスタジオに登場した。徐々に出演時間が延びて正体が明かされていき、2014年2月から3月にかけては不在だった佐武の穴を埋め、4月には河内が初代となっている「MissKaiun」の管理委員に就任したこともあってレギュラー出演者の一人となった。つづく5月3日には佐武が番組を去ったため、佐武担当コーナーだった開運特報!!の進行役ほか、佐武が築いた番組内のポジションを引き継いだ。河内が、岩佐から衛藤へとつながってきたミスマガジングランプリを由来とするラインの後継者である一方、加藤は佐武に由来する特別賞ラインの後継者。2015年6月13日の放送で番組を卒業した[19]。番組卒業は新川優愛以来との説明があった。 脚注注釈
出典
外部リンク
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