勇翔
勇翔(ゆうひ、1993年2月5日[1] - )は、日本の俳優、タレント。長野県上高井郡高山村出身[2]。「勇翔」は本名の名である[3][4]。 2010年にBOYS AND MENの一員としてデビュー、グループでのメンバーカラーは白と紺[3]。2024年3月31日付でグループ卒業及びフォーチュンエンターテイメント退所。2024年4月よりフリーに。 略歴長野県生まれ。小学2年生のときに県内で転居をして、高校卒業までの間を高山村で過ごした[5][6]。幼少の頃から仮面ライダーシリーズなどの特撮作品が好きで、ヒーローを演じたいと俳優を志すようになる[3][7]。県内の高校に進学し、2年生のときからオーディションを受けはじめ、その年の夏に所属事務所(当時はタニプロモーション)のオーディションに合格した[2]。事務所社長の谷口誠治は勇翔を「いい意味で純朴」と評して、そこを気に入って採用したと述べている[8]。ここで高校を辞めることを考えたが、谷口から高校卒業を条件とされ、長野在住のままで芸能活動を始めた[9]。「下の名前が珍しいから、その名前で呼んでほしい」という考えで、本名から姓を省いた「勇翔」を芸名とする[10]。谷口は名古屋でBOYS AND MEN結成の基となったプロジェクト「NAGOYA DREAM PROJECT」を進めており、勇翔も同じタニプロモーション所属で東海地方外の出身である小林豊と同様にこれに合流することになる[8][11]。 高校3年時の2010年10月、同じタニプロモーションの新人であった水野勝とともにBOYS AND MENに加入[注 1]。BOYS AND MENに加入して1週間後にはじめて名古屋を訪れて、グループの旗揚げ公演『ストレートドライブ!』で舞台に初出演[9]。高校在学中は主に長期休暇中に活動に参加した[6][9]。2011年3月に高校を卒業[13]。長野から名古屋に移り住み[2]、小林豊と同様に東海地方在住のBOYS AND MENメンバーとなった[14]。4月からバラエティ番組『サタメン!!!』にレギュラー出演する[15]。加入後は公演の出演メンバーに定着できなかったが、公演が変わるごとにキャストに就くようになった[16]。2012年2月、派生ユニット誠のメンバーとなる。この後、小林と水野、浜尾京介らとともにタニプロモーションからフォーチュンエンターテイメントへ転籍をしている。 2015年から舞台・CM・映画に単独で出演する機会を得る[17][18]。2017年に『マジで航海してます。』で単独で連続ドラマにレギュラー出演[19]。BOYS AND MENのメンバーとして名古屋を拠点としながら、長野放送の情報番組『土曜はこれダネッ!』レギュラー、長野を舞台とした映画『瞬間の流レ星』・『透子のセカイ』出演など、出身である長野に携わる単独での活動も行う[11][20][21]。 2020年、学生時代からファンであった牙狼シリーズ『GARO -VERSUS ROAD-』にメインキャスト・天羽涼介役で出演[7][22]。外部舞台『路地裏の優しい猫』で主演を務める[23]。同年に上演予定であったが新型コロナウィルス感染症流行の影響により延期となっていた舞台『舞台『弱虫ペダル』SPARE BIKE篇〜Heroes〜』が2021年に上演され、福富寿一役でこれに出演した[24]。 2024年1月15日、同年3月31日付で「BOYS AND MEN」の卒業と「株式会社フォーチュンエンターテイメント」の退所を発表[25][26][27]。 卒業後はRiBLE ENTERTAINMENTと業務提携契約を行い、俳優としての活動を本格化させた。[28][29][30][31] 人物身長は178cm、血液型はA型[1]。特技は水泳・陶芸、趣味はサイクリング・車(国内A級ライセンス取得)[1][32]。漫画やアニメが好きで、「オタク」を自称している[3]。憧れの人物としてミュージシャンで俳優のGACKT[33]、俳優の山田孝之[11]、尊敬する人物としてGACKTのほかに俳優の竹内力や哀川翔の名を挙げている[34]。 BOYS AND MENでのキャッチフレーズは「世界の救世主」[35]。「ゆうぴん」という愛称を持った[36][37]。寡黙な性格で、それがグループ内でのキャラクターともなっているが、自身は「好きなことや得意なことでは饒舌になる」と述懐している[34]。BOYS AND MENの他のメンバーやスタッフらからしばしば「独特の感性を持っている」と評されている[38][39][40]。勇翔はグループの中で唯一メンバーカラーを2つ持っている。これはもともと誠で設定されたメンバーカラーは青であったが、2013年にBOYS AND MENのメンバー全員が学ラン衣装を身に着けることになった際に勇翔には白を用いた衣装が与えられ、青はのちに紺と言及されるようになって「白と紺」と名乗るようになった、という経緯がある[36][41]。 出演テレビドラマ
バラエティ、情報番組→BOYS AND MEN全体での出演については「BOYS AND MEN § バラエティ・情報番組」を参照
映画
配信ドラマ
舞台
CMその他
作品電子書籍
脚注注釈出典
参考文献
外部リンク
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