豊鉄タクシー
豊鉄タクシー株式会社(とよてつタクシー)は、愛知県豊橋市に本社を置く豊橋鉄道グループのタクシー・バス事業者。主力のタクシー事業のほか、コミュニティバスの運行受託も行う[1]。 名鉄グループに属するが、豊橋鉄道グループでもあるため、名鉄タクシーホールディングスのグループ会社とはされていない[4]。 →「名鉄タクシーホールディングス § グループ会社」も参照
営業所いずれも愛知県に所在。
タクシーコロナ禍の影響により2021年3月をもって、愛知県内の太陽交通(名古屋市)、豊自動車(名古屋市)、キングタクシー(豊橋市)、新城交通(新城市)の4つのタクシー会社が事業廃止し、新城市中心部を運行するタクシー事業者が消滅するため[7]、新城市からの要請により[7]、豊鉄タクシーは同年4月に新城営業所を新設[5][6][7]。中部運輸局から新城市北部でのタクシー営業も認可された[7]。 車両は普通車タクシーのほか、ジャンボタクシー(最大9人乗り)・花嫁タクシー(角隠しが当たらないように天井の一部が開閉できるタクシー)も在籍する[8]。 また通常のタクシーのほか、ジャンボタクシーを使用した観光タクシーも運行している[9]。モデルコースが多数設定されているが、乗務員と相談しながらコースを設定することも可能である。 コミュニティバス以下のコミュニティバスの運行を受託している[10]。
「ほうてつ」から「とよてつ」へ豊鉄タクシーは、1956年の会社設立から半世紀以上にわたり、豊鉄グループ内の各社と異なり「豊鉄」の読みを「ほうてつ」としてきたが、2021年4月1日より読みを「とよてつ」へ変更した[5][6]。昔からの高齢客には「ほうてつさん」と呼ばれ親しまれてきたが、コロナ禍の影響でグループ全体が打撃を受ける中で「豊鉄ブランド」を打ち出すため社名の読みを統一することとした[5]。 豊鉄グループ内では、コロナ禍の影響で株式会社豊鉄ターミナルホテルを解散、豊鉄観光サービス(旅行業)と豊鉄観光バスを合併するなど、事業状況の悪化を受けたリストラを進めている[5]。豊鉄タクシーの社名の読み変更もその一環として行われたものである[5]。 なお、かつてはグループ内に他にも「ほうてつ」の読みを採用する会社があり、豊鉄建設も「ほうてつ」を採用してきたが2009年に「とよてつ」へ変更し、豊鉄タクシーが「ほうてつ」の読みを守り続けてきた最後の会社となっていた[5]。 脚注
外部リンク
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