西海国立公園九十九島動植物園
西海国立公園九十九島動植物園(さいかいこくりつこうえんくじゅうくしまどうしょくぶつえん)は、長崎県佐世保市にある市営の動物園・植物園である[1]。以前は近くにある山・石岳(197m)から石岳動植物園という愛称で親しまれていた。 2011年(平成23年)4月1日に佐世保市亜熱帯動植物園(させぼしあねったいどうしょくぶつえん)から園名が変更された[2]。また、2011年(平成23年)7月17日に公募による愛称が森きらら(もりきらら)に決定した。 概要佐世保市の中心部西側、九十九島を眼下に望む高台にあり、面積は83,191m2。現在、動物はライオン、キリン、レッサーパンダなど251点、植物は熱帯植物やバラなど21,000点を有する。 新施設「ペンギン館」では、日本最大の天井水槽や深さ4メートルの深水槽、ペンギンの足裏を見ることができる日本初の極浅水槽などペンギンの魅力を余すことなく楽しめる。 施設情報
歴史
アクセス
備考シロテテナガザルの出産近親交配や別種類のサルとの雑交配防止並びに他の動物園にいる同種のサルとの繁殖を行う目的で檻(展示場)で単独飼育していた雌のシロテテナガザルが2021年2月に突如子供を出産した[5][6][7]。この出産について、九十九島動植物園では2022年8月に京都大学にDNA型鑑定を依頼した結果、隣接する檻(寝室)で飼育しているアジルテナガザルが父親であることが判明したと2023年1月30日に発表した[4][7][8]。 シロテテナガザルとアジルテナガザルは時間帯別に展示場と寝室を入れ替える形で出しているため、直接接する機会はないが、寝室と展示場の間はパンチングボードで仕切られており、直径約9ミリの穴が無数にあったことから、九十九島動植物園はパンチングボードの穴を介して交尾したことが考えられるとしている[7][8]。 脚注
関連事項
外部リンク
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