荒牧バラ公園
荒牧バラ公園(あらまきバラこうえん)は、兵庫県伊丹市荒牧にある日本の公立都市公園である[1]。テラス式庭園として、南欧風にデザインされた園内に世界のバラ約250種1万本を栽培しており、天津乙女やマダム・ヴィオレなど世界的に名高い薔薇の品種を生み出した。 概要伊丹市旧市街地の北4km、宝塚市との市境近くに位置する郊外型都市公園。植物園でのバラ展示を第一の目的として造成された公園で、西にある天神川の堤防の一部を取り込むことで高低差10mを得るという設計により、平坦地にダイナミックな景観を生みだすことに成功している。250種1万本のバラは芝生広場を囲むように階段状に植栽され通路は立体迷路状となっている。その色とりどりのバラの美しさを引き立たせるために、園内は白を基調とする南欧風にデザインされている。 バラの種類としては、現代のバラでは最もポピュラーになっているHT(ハイブリッド・ティー系)の92種をはじめ、一枝に多数の花を付けるF(フロリバンダ)系約50種、蔓バラであるCI(クライミング系)が27種、一般にミニバラと呼ばれるMin(ミニチュア系)が6種、花が鈴なりになるS(シュラブ系)が5種、グルテンドルストなどの Old(オールドローズ系)約20種が見られる。木立のスーパードロシーや、ノスタルジー、ブラスバンドなどの鮮やかな花色が特に目立っている。 公園の南隣には、講演や展示会場を兼ねる情報センター「みどりのプラザ」を併設する。 主な施設
概要
交通アクセス
脚注
参考文献
関連項目外部リンク |