道の駅南房パラダイス
道の駅南房パラダイス(みちのえき なんぼうパラダイス 英:Roadside station Nanbo Paradise)は、千葉県館山市にある千葉県道257号南安房公園線(房総フラワーライン、日本の道100選)の道の駅である。 国内最大級の熱帯・亜熱帯動植物園「アロハガーデンたてやま」を併設している。園内は恋人の聖地、房総の魅力500選に選定されている。 概要国土交通省関東地方整備局が管理しており、敷地面積は約10.7haで、日本の道100選に選定されている千葉県道257号南安房公園線(房総フラワーライン)に接した道の駅である。 「平砂浦海岸」が目の前に広がるなど、地域観光の核施設・情報発信の場としての役割を担う。国内最大級の熱帯・亜熱帯系動物園・植物園「アロハガーデンたてやま[1]」を敷地内に併設している。 沿革道の駅として開業する前の南房パラダイスは、1970年(昭和45年)10月に開園[2]。略称はナンパラ。 植物園(温室、フラワーパビリオンなど)、動物園(動物広場など)、宿泊施設(いこいの村たてやま)などがあった[2]。1973年には、第28回国民体育大会に合わせて来県した昭和天皇の行幸先の一つとなった[3]。開設時は「千葉県道路観光公社」が所有していたが、1976年(昭和51年)に千葉県へ移管されて「千葉県観光公社」に管理運営を委託する形に変わった。宿泊施設の「いこいの村たてやま」は1978年(昭和53年)に開業したもので、2004年(平成16年)に雇用促進事業団から千葉県が買収している[4]。 2006年(平成18年)4月からは指定管理者制度を導入し、「株式会社オーシャンヴェール館山」に管理運営を委任されていた[5]。しかし、東日本大震災の発生に伴う観光客減で、運営が困難となったため、指定管理者としての契約は期限は2012年3月末までであったが、オーシャンヴェール館山は、指定管理の辞退を申し出て2011年(平成23年)9月からは、千葉県の管理下でのオーシャンヴェールによる委託運営となった。2012年(平成24年)4月から2014年(平成26年)3月末まで、財団法人公園緑地管理財団(当時、現・一般財団法人公園財団)による運営委託となった。2013年(平成25年)12月20日に、千葉県は、動植物園を柏市の不動産管理会社である「株式会社常盤興産」に、宿泊施設を館山市のホテル運営会社である「株式会社こがね」に、2014年(平成26年)4月1日に売却することを決定した[6]。 「株式会社常盤興産」が約3500万円で買収した約8.6haの動植物園施設を改装し、「アロハ・ガーデンたてやま」として2014年(平成26年)9月13日に新装開業した[7][8]。その後、動植物園については、2014年(平成26年)9月13日に「アロハガーデンたてやま」[9] として、宿泊施設については2014年(平成26年)12月6日に「たてやま温泉千里の風」[10] として、それぞれ改装の上、再開業した。また、約2.4haの敷地に建つ3階建て宿泊施設は「こがね」が約3700万円で買収して改装し、「千里の風」として2014年(平成26年)12月6日に新装開業した[11]。 施設道の駅施設道の駅施設はいずれも24時間利用可能。 情報施設情報施設の営業は午前9時30分~午後5時となっている。
その他の施設アロハガーデンたてやま
アロハガーデンたてやま(英:Aloha Garden Tateyama)は、道の駅南房パラダイスに隣接している国内最大級の熱帯・亜熱帯動物園・植物園施設。 概要南房パラダイス(旧名)は、1970年(昭和45年)10月に開園。敷地面積は約10.7haで、植物園(温室、フラワーパビリオン等)、動物園(動物広場等)、宿泊施設(いこいの村たてやま)等があった[2]。その後、動植物園については「アロハガーデンたてやま」として2014年(平成26年)9月13日に新装開業した[8]。日本のハワイを房総に、一年中フラを踊れるステージを設備し、ヤシに固まれた南国のムード漂う。 連続の温室と大温室、熱帯・亜熱帯植物を展示しており、南国の代表の花ハイビスカス、ブーゲンビレアなど、南国特有の原色の花々を観察できる。大きな温室の中には、マンゴーやバナナ、スターフルーツ、パパイヤ、ドラゴンフルーツなどの珍しい南国フルーツも木に自然な姿で鑑賞。また、トロピカルバード(温室)には熱帯地方の小鳥が放し飼いになっている。ふれあい動物広場もあり大人も子供も楽しめる動植物園となっている。 園内施設アロハZOO園内には南国の動物を始め、カピバラ、ヤギ、ヒツジ、オウムなどに餌やり、触れ合うことができる。
植物園長さ300mの連続温室、高さ20mの大温室など熱帯、亜熱帯植物の展示をしており、南国の代表の花ハイビスカス、ブーケンビリア等、原色の花を多く展示。
フラテラス園内中央に位置し、屋外と室内にフラステージを常設。毎週末と祝日には、フラダンスやタヒチアンのショーが実施されている。広場には芝生ステージもあり。 アロハタワーゲートから続く道の先にある展望施設。90段のらせん階段を上ると展望台があり、園内を一望(太平洋と伊豆大島の眺望)できる。 レストラン・ショップ
平日10時、土日祝9時30分 - 15時30分営業。ハワイアンフードとトロピカルドリンクを提供。
恋人の聖地園内は恋人の聖地サテライトに指定されており、アロハタワーの麓には恋人の聖地モニュメント(鐘)が飾られている。また全長300mある連続温室にあるハートの形をした「オウゴンガジュマル」は、幸運を呼ぶスポットとして知られている[12]。 休館日
道路
周辺
交通公共交通機関自動車脚注
関連項目
外部リンク
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