第73回国民体育大会
第73回国民体育大会(だいななじゅうさんかいこくみんたいいくたいかい)は、2018年に開催された国民体育大会である。冬季大会が、山梨県、神奈川県、新潟県でおこなわれ、本大会が福井県で開催された。 概説福井県では1968年の第23回大会以来50年ぶりに開催された。本大会愛称は「福井しあわせ元気国体」、スローガンは「織りなそう 力と技と美しさ」、大会マスコットは「はぴりゅう」[1]。国体に引き続いて開かれる全国障害者スポーツ大会との融合を掲げており、略称は両大会を合わせて「国体・障スポ」、障スポの大会愛称は国体本大会とほぼ同じで統一感を持たせた「福井しあわせ元気大会」とした。ポスターは国体と障スポの二連としている[2]。障スポの正式競技の車いすバスケットボールなどを国体期間中に開催した[3]。 なお2018年4月1日付で日本体育協会が「日本スポーツ協会」に改称したため、主催統括団体名が冬季大会と本大会とで異なることとなった[4]。協会の改称とともに国民体育大会を改称する方針も決まり、2018年6月の第196回国会でのスポーツ基本法の改正を経て、2023年より「国民スポーツ大会」へ改称することが決まった。 また、2019年に天皇の代替わりが行われたため、上皇明仁・上皇后美智子が開会式に臨席する最後の大会となった。 冬季大会
第73回国民体育大会冬季大会は、山梨県でスケート競技、神奈川県横浜市でアイスホッケー競技、新潟県でスキー競技が実施された[5]。 スケート競技会富士の国やまなし国体は、2018年1月28日 - 2月1日の会期で開催された。スローガンは「今、君は氷上の風になる」。マスコットは武田菱丸。実施競技および会場は以下の通り。[6]
アイスホッケー競技会氷闘!かながわ・よこはま冬国体は、横浜市の新横浜スケートセンター、神奈川スケートリンクを会場に、2018年1月28日 - 2月1日の会期で開催された。スローガンは「輝け!氷上の戦い!」。マスコットは、かながわキンタロウ。[7] スキー競技会にいがた妙高はね馬国体は、2018年2月25日 - 28日に新潟県妙高市で開催された。スローガンは「銀世界 跳ねて 駆けて かがやいて」。マスコットはレルヒさん。[8][9] 実施競技・会場一覧
本大会![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 日本スポーツ協会・文部科学省・福井県主催。 会期正式競技の会期は以下の通りである[10]。
実施競技・会場出典:[11]
全国障害者スポーツ大会![]() 全国障害者スポーツ大会の福井しあわせ元気大会は、10月9日の国体閉会後、10月13日 - 15日の3日間の会期で開催された。スローガンは国体本大会と共通の「織りなそう 力と技と美しさ」。 会期2018年10月13日-10月15日(3日間) 実施競技・会場正式競技が13競技(個人6、団体7)、オープン競技が3競技である[12]。
天皇杯・皇后杯総合成績は以下の通り[13]、福井県の天皇杯は1巡目の第23回福井国体以来の2度目、皇后杯は初である。
1位 福井県、2位 東京都、3位 大阪府
1位 福井県、2位 東京都、3位 大阪府 脚注
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia