第68回国民体育大会
第68回国民体育大会(だい68かいこくみんたいいくたいかい)は、2013年(平成25年)に東京都と秋田県で開催された国民体育大会(国体)。東京都の大会愛称は直後に行われる第13回全国障害者スポーツ大会と共通で「東日本大震災復興支援 スポーツ祭東京2013」。東京都での国体開催は第14回大会以来54年ぶり3度目で、多摩地域と島嶼部を中心に開催されるのは初となる。「東京国体」または「多摩国体」とも呼ばれる。メイン会場は東京都調布市の味の素スタジアム。 大会の愛称に「○○国体」と付かないのは異例であり、国民体育大会と全国障害者スポーツ大会の愛称が同一名称で開催されるのも初めてとなる。 冬季大会は東京都と秋田県で分離開催となり、東京都ではスケート(会場はスピードスケートのみ福島県郡山市)およびアイスホッケー、秋田県では「あきた鹿角国体2013」の愛称で[1]スキーが開催された。 マスコットキャラクター本大会・冬季大会(東京)は、全国障害者スポーツ大会と共通の「ゆりーと」[2]。東京都民の鳥であるユリカモメ[3]をモチーフとして「ゆりかもめ」と「アスリート」を掛けている[2]。大会のPRのため、都営バスや東京都内を走る民営の路線バスでは「ゆりーと」のラッピングバスが期間限定で運行された。 大会終了後も「ゆりーと」は東京都のスポーツ振興のマスコットキャラクターとして引き続き使用されている。 大会合言葉沿革2010年7月7日に開催された日本体育協会国体委員会により決定された[5]。大会愛称は7月31日に発表された。 また、秋田県での冬季大会(スキー競技)開催は、2011年9月26日に決定した[6]。 冬季大会
スケート競技会第68回国民体育大会冬季大会スケート競技会・アイスホッケー競技会は、1月26日から2月1日までの日程で東京都新宿区、渋谷区、江戸川区、東大和市、西東京市、福島県郡山市で開催された[7]。 実施競技・会場一覧
スキー競技会第68回国民体育大会冬季大会スキー競技会は、2月16日から2月19日までの日程で秋田県鹿角市で行われた。テーマは「あきた鹿角国体2013」、スローガンは「響きあう 人・雪・感動 ゆめ息吹」。 実施競技・会場一覧本大会総合開会式総合開会式は、2013年9月28日に味の素スタジアムで行われ、天皇・皇后が臨席し、猪瀬直樹東京都知事が開会宣誓を行った[8]。 総合開会式は例年は昼間に開催されるが、オリンピック開会式を意識して薄暮に開催された(総合演出はコンドルズの近藤良平)。開会式終了後に花火が打ち上げられ、スタジアム全体を彩った。 実施競技・会場一覧
総合成績天皇杯皇后杯荒天の影響
脚注
関連項目
外部リンク
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