第56回国民体育大会
第56回国民体育大会(だい56かいこくみんたいいくたいかい)は、2001年の1月27日から10月18日までの期間、宮城県を中心に開催された。大会スローガンは「いいね!その汗、その笑顔」。大会マスコットはケヤッキー。 概要1月27日から山梨県富士吉田市で冬季大会スケート・アイスホッケー競技会「かいじきらめき国体」、2月18日からは長野県飯山市でスキー競技会「ながの飯山国体」が開催された。9月8日からは夏季大会が、10月13日からは秋季大会がともに「新世紀・みやぎ国体」として開催された。 秋季大会の開会式で、1964年東京オリンピック・1968年メキシコシティーオリンピック重量挙げ金メダリスト三宅義信が地元の船岡養護学校生徒であった8歳の安藤静佳を抱いて炬火を点火させた[1]。また、選手宣誓では高橋千恵美が宣誓の途中に言葉が詰まり、「すみません」と中断したが、客席から「頑張れ」のエールが送られて無事、宣誓の役目を終えた。 全国障害者スポーツ大会国体閉会後、全国身体障害者スポーツ大会と全国知的障害者スポーツ大会と統合した第1回全国障害者スポーツ大会「翔く・新世紀みやぎ大会」が10月27日から29日にかけて開催され、開会式に皇太子が臨場された。 競技会場夏季大会
秋季大会
全国障害者スポーツ大会
総合成績天皇杯皇后杯
マスコット公式マスコットの「ケヤッキー」は仙台市在住のイラストレーター樽井純生によるデザイン[2]。宮城県の県木であるケヤキがモチーフとなっている[2]。 国体終了後は宮城県のマスコットとして使われていたが、2007年の仙台・宮城デスティネーションキャンペーンのシンボルマークとしてむすび丸が登場すると、県の広報には使われなくなった[2]。 2014年からは伊達武将隊のメンバー(当時)が宮城県をPRするTwitterアカウント「おいでよ宮城」のアイコンに使用したことで話題となり[3]、2017年には権利者の許可を受けて公式キャラクターとなった。現在では観光PRのほかSENDAI光のページェントの募金活動なども行っている[4]。 脚注
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