玉水駅
玉水駅(たまみずえき)は、京都府綴喜郡井手町大字井手小字北垣内にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)奈良線の駅。駅番号はJR-D16。 概要2003年3月15日のダイヤ改正以降、全列車が停車する井手町の代表駅である。 橋上化奈良線輸送改善の関連事業として2017年2月から、駅の橋上化、バリアフリー化および東西自由通路の整備が行われ、2018年12月15日に供用開始された[3]。総事業費は16億6,000万円[4]。 2番のりばホーム上に、1953年(昭和28年)8月15日の南山城水害で玉川上流から流れ着いたとされる重さ約6トンの巨石があり、橋上駅舎への建て替えに伴い撤去される予定であった[5][6]。計画を知った地域住民らは井手町とJR西日本に巨石の保存を要望[6]、巨石の保存を求める6,000人分の署名を井手町に提出した。井手町はJR西日本と対応を協議した結果、同じホーム上に保存することに決まった[4][7]。元の場所では階段の土台を支障するため、東側階段の下に移動し、由来の書かれた石碑(水難記念碑)は駅の外から見えるよう向きを変えた。 歴史
駅構造相対式ホーム2面2線を有する行き違い可能な地上駅[1](橋上駅)。西側ホームが1番のりば、東側ホームが2番のりばである。 宇治駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託している業務委託駅である。自動改札機は簡易式で、ICカード乗車券が利用することができる。 上りは当駅から長池駅まで「みどりの窓口」「みどりの券売機」などの定期券が購入可能な発券機が全くないため、この区間の定期券を購入するには、区間外にある城陽駅や木津駅などにある上記のいずれか、隣駅・棚倉駅の「みどりの窓口」とは異なる業務時間の窓口販売を使うしか方法はない[注釈 1]。なお、こういった設備が整っていないのは、みやこ路快速停車駅の中で唯一である。 のりば
利用状況「京都府統計書」と「井手町統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通り[17][18]。
駅周辺
隣の駅脚注注釈出典
参考文献
関連項目外部リンク
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